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第二句集 四季・車椅子Ⅱ
詩/短歌/俳句戦後の混乱期に生まれて義務教育完全未就学の1級身体障害者が何事にも諦めない心、挑戦する心で身体ごと詠み綴って俳句的生き方に辿りついた生き様の句集です。【目次】車椅子・昭和六十二年~平成元年古稀の母・平成二年湾岸戦争・平成三年原爆忌・平成四年~五年雪満月・平成六年オウム・平成七年冬の銀河・平成八年沖縄忌・平成九年ビキニの日・平成十年核のごみ・平成十一年千暉の春・平成十二年~十三年今朝の春・平成十四年平和の火・平成十五年日のはじめ・平成十六年~十七年あとがき坂田正晴の軌跡
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台湾・イスラエル・ウクライナのいま、そして日本のゆくえ トランプ政策、ウクライナ戦争、イスラエル問題を聖書が解き、日本2000年史と未来を結ぶ光のことば
エッセイトランプの対中政策、プーチンのウクライナ侵攻、イランの関与するパレスチナ問題。一見無関係に見える出来事も、聖書の視点で見れば一つの流れとして理解できる。中国の『一帯一路』は“すべての道はローマに通ず”の現代版。やがて中国への権力集中は台湾統一と世界の共産化につながる危険をはらむ。台湾に暮らす日本人の視点から、戦後八十年の反共と戦前の日台の絆を振り返ると、日本が失った心を取り戻す鍵がそこに見えてくる。二千年の歴史を踏まえ、日本の未来を切り開くための『地政学の取扱説明書』である。【目次】1 世界の天
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台湾航路 同化政策にあらがった陳澄波と藤島武二
文学日本に輸入された西洋画を極めようとした藤島武二教授。東京藝大に台湾から留学してきた画学生・陳澄波。絵画とアイデンティティーの相克に悩む日本と台湾の画家が、ともに乗り越えようとした《轍》とは? 政治と絵画、支配と被支配に翻弄されない《美》の真実を希求する芸術家の姿を描いた画期的《美術小説》!【目次】1 嘉義(ジャーイー)の街2 陳澄波(チェンチェンポー)3 真精神(エスプリ) 4 入選祝賀会5 同化政策6 日台友好の礎(いしずえ)?7 共同体の個性8 ひとり一人の個性9 それぞれの道10 地方色(
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たとえ恨まれていても、わたしはあなたが大好きです! ルーニカノベルス
ライトノベル国王の異母弟クルトが幽閉されている城に世話係として送り込まれたロサ。元婚約者のクルトは、常に無表情なロサの心を分かってくれた人。ロサは今も世界の誰より彼を愛していた。けれどロサはクルトを裏切り、幽閉に追いやった張本人。公明正大で優しかった彼は、裏切りをきっかけに人を寄せ付けなくなっていた。それでもずっと彼に会いたかったロサは、彼を執拗に追い回し、かいがいしく世話をする。やがてクルトは徐々に態度を軟化させていくが、その矢先、ある事件が起こり――!? さらには過去のロサの裏切りの理由を知って……。【
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旅へのいざない
紀行ヨーロッパにあこがれ、遠い国の文学(詩や小説)、映画や音楽に魅せられて少年は成長しました。普通の会社員になり、中年にさしかかったとき、ようやく念願の旅行のチャンスが訪れました。当初はパリを中心にヨーロッパへ、その後カナダやエジプト、トルコなどへ赴きました。これは私が1998年から2013年にかけて出かけた13回の海外の旅を回想して綴ったささやかな旅の記録です。そのとき撮影した多数の写真のうちから226枚を選んで載せております。【目次】はじめにⅠ ヨーロッパ(パリ・ローマ・ロンドン)Ⅱ パリからジ
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たましひの薄衣
詩/短歌/俳句ほぐれつつ咲く水中花――ゆつくりと死をひらきゆく水の手の見ゆ人間が荒れ狂う今世紀にこのような美しい歌集が生まれたことをことほぎたい。(水原紫苑) 静謐で深い歌の探求が続けられていたことに胸を打たれる。(野崎歓)【収録歌より】ネロ帝の若き晩年を思ふとき孤独とは火の燃えつくす芯たましひのまとふ薄衣(うすぎぬ)ほの白し天を舞ふときはつかたなびく水差し(カラフ)より水注(つ)ぐ刹那なだれゆくたましひたちの歓びを見き一生は長き風葬 夕光(ゆふかげ)を曳きてあかるき樹下帰りきぬ【目次】Ⅰ Figures
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誰もこの涙に気づかない
文学「現代社会に於ける夫婦間のDVを題材に、夫の暴力から逃れ、愛息との離別の悲哀にも耐えながら、人間として、女性として自立しようとする主人公の姿が、緊迫感溢れる筆で描出されている」(能島龍三氏「第18回 民主文学新人賞選評」)。菱山南帆子氏(市民運動家)推薦!【目次】誰もこの涙に気づかない 忘れものは重かった
 
			