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曝書 大学図書館司書のドキュメント
エッセイ学園紛争ごろの大学図書館事情を日記風につづり、図書館汚職事件に触れる。【目次】バクショって何?/活字の鋳造工/赤坂離宮通い/本のラベル/不正給与疑惑/盲長と脱長/苦しい挨拶/バレた汚職/最後のあがき/汚職の本丸/調査報告書/事後処理/春爛漫/館員たちは歳ごろ/嗅ぎつけた記者/役人とは /図書館オタク/職員組合員 /学術情報ひとすじ
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ガブリエル・タルド 贈与とアソシアシオンの体制へ
哲学/思想労働の喜びとは何か? それは、共にあり、共に作業すること、社交性が花を咲かせることである。そのためには、余暇の増大と、無数のアソシアシオンの群生が不可欠なのである。ガブリエル・タルドの主著『経済心理学』を、「欲望と信念にもとづく富の理論=統治術」というタルドのテーマにそって、丁寧に読み解いていく。「社交性の花を咲かせよ!」――その現代的な意味が、本書を読むことで明らかになるであろう。【目次】序 章 本書の目的第1章 夢見る個人と社会の法則第2章 政治経済学を裏返す第3章 信念と欲望の経済的役割第
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身体にやさしい 信州のおやつ
専門料理甘いものもガマンしない!信州の健康長寿の秘訣は毎日のおやつにあり。野沢菜のおやき、そばようかん、フレッシュりんごのタルト、そばサブレ、くるみと干しあんずのシフォンケーキ、梅ジュース、巨峰ゼリー、すもものシャーベットなどなど、信州ならではの旬の素材で作る簡単おやつレシピ集です。老若男女問わず、安心して、手軽に楽しむことができるレシピが満載です。【目次】1 伝えていきたい 信州のおこびれ2 身体にやさしい 和のおやつ3 毎日食べたい 健康おやつ4 常備しておきたい 保存できるおやつ5 特別な ハレの
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信州善光寺案内
ガイドわが国有数の古刹として知られ、ミシュラン社の日本観光ガイドブックでも三ツ星に選ばれた善光寺。7年に一度の御開帳にはたくさんの参拝者が訪れます。本書は、善光寺の歴史や特長、謎や不思議を多岐にわたって紹介していますので、参拝の際の頼れる手引きとして、また参拝後の座右の書として幅広くご活用いただけます。【目次】口絵 善光寺の四季◆善光寺さんを知る 善光寺の由来/善光寺縁起/御本尊/御本尊の流転/善光寺信仰/女人救済の寺/訪れた人びと/ 牛に引かれて善光寺参り◆善光寺さんを見る 本堂/本堂の不思議/境内
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信州やしょうまレシピ帖
専門料理信州では、昔から春になると作られている郷土食のひとつに“やしょうま”という食べ物があります。やしょうまは、お釈迦様の亡くなられた日である涅槃会の2月15日、または月遅れの3月15日に仏壇にお供えする米粉で作った餅菓子のことで、ほんのりと甘くもちもちとした食感のとても素朴な食べ物です。信州伝統の味をいつまでも伝えていこうと、信州のやしょうま名人がすぐに作れる35種のレシピをやさしく教えます。【目次】やしょうま作りの材料/やしょうま作りの道具/基本の生地のこね方/生地ののばし方/やしょうまの切り方/
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野原できみとピクニック
文学優弥はある日、繁華街で男子高生に絡まれていたところを、通りかかった稀星に助けられる。裕福な家に生まれ、進学校に通う優弥と、底辺校に通いながら、家計を助けるためアルバイトにいそしむ稀星はお互いの違いにとまどいながらも、しだいに惹かれあっていく。育ってきた環境が、まったくちがう2人が恋に落ちたら、見える世界はどう変わるのだろう。2人の恋が現代日本を映しだす、格差社会のラブストーリー。
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ぼくは気の小さいサメ次郎といいます
文学顔がこわいのでみんな逃げてしまって友達ができない、サメのサメ次郎が手紙を書きました。気ままに旅をするウミガメのカメ次郎から話を聞いた「コンブ林のプカプカさんへ」です。その手紙はプカプカに届いたのでしょうか?