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【増補新装版】障害者殺しの思想
社会問題1970年代の障害者運動を牽引し、健全者社会に対して「否定されるいのち」から鮮烈な批判を繰り広げた日本脳性マヒ者協会青い芝の会の行動綱領を起草、思想的支柱であった故・横田弘氏の原点的書の復刊。【目次】第一章 障害者殺しの事実第二章 障害者殺しの思想第三章「優生保護法」とは何か第四章 障害者はどのように生きたか第五章 われらかく行動する第六章 カナダのCP者たち〔増補新装版〕編集部注あとがき 復刊にあたって 解説/立岩真也資料 横田弘年譜
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[増補改訂版]前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く [電子改訂版]
憲法自民党改憲案と現行憲法を、その前文から補則まで徹底的に比較・解説し、そして熱く熱く語り尽くす。権力を縛るはずの憲法を、逆に縛りから権力を解放する方向へ書き改めようとする自民党のトンデモ改憲案は許さない! 危機を口実に無制限の権力を握った指導者は、原発を抱えて亡国の戦争へと向かうのか!? 安保法案、TPP参加、特定秘密保護法、原発再稼働等と「憲法改悪」「米国の命令」との密接な関わりを約300項目に及ぶ注釈を付け、本気で伝えます! 安保法案の成立を受け、「新書1冊分」を追加!【目次】まえがき・・・岩
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〔増補版〕 プロケースワーカー100の心得 福祉事務所・生活保護担当員の現場でしたたかに生き抜く法
福祉異動で望まずに配属されたケースワーカーがどのように仕事に向き合い、福祉援助職としての専門性を磨き、かつ窓口対応などの実務のスキルを高めていくか、著者自身の経験と集積された知恵に裏付けされた、実践指南書であり、生活保護利用者の権利を護るための理論書。【目次】第Ⅰ章 ケースワーカーとは、何をする者のことなのか第Ⅱ章 プロケースワーカーの正しいやり方第Ⅲ章 生活保護法の解釈と運用をめぐる覚書き第Ⅳ章 したたかに現場で生き抜く法
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組織風土が変わる25のステップ 若手社員プロジェクトによる役割行動主義人事制度成功のポイント
企業/組織論従業員と経営者の間の信頼を育て、組織風土を輝かせるためには――。若手を中心に組織風土改革プロジェクトのメンバーを公募し、人事制度の中核である行動基準をつくる議論と対話の「プロセス」が、風土改革のカギを握る。組織課題の抽出・分析から行動基準の作成、人事制度への紐づけに至る段階を25のステップに分けて詳細に解説。組織における信頼の醸成は、個が自律的に動いていくリーダーシップのあり方につながっていく。【目次】第1章 組織課題を見える化する①組織風土改革のゴールを決める②組織・人材診断③診断結果から課題
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それはわたしが外国人だから 日本の入管で起こっていること
社会問題難民、紛争などの取材・発信を続けるフォトジャーナリスト安田菜津紀が、日本の入管政策に翻弄されてきた外国にルーツのある4人を取材。一人ひとりの生きた道のりをたどり、彼らがどんな困難に直面してきたかを子どもにも伝わるように平易な言葉でまとめた。あちらこちらで「多様性の尊重」がうたわれているのに、そこから排除される人たちがいるのはなぜだろう。私たちにはなにができるだろう。そんな対話のきっかけになることを願って。金井真紀によるカラーイラスト多数。難民・移民フェスのエッセイも。【目次】01 在留資格がない
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尊厳なきバリアフリー 「心・やさしさ・思いやり」に異議あり! [電子改訂版]
社会問題「福祉のまちづくり」や「心のバリアフリー」は、はたして障害者の社会参加実現に役立ってきたのか。むしろ、それを阻む空気を社会に広めたのではないか。障害者の権利や意思が尊重される社会への転換を目指した問題提起の書。障害者の人権は社会からのおこぼれですか?【目次】第1章 この国で障害をもつということ第2章 夜遅く来るな第3章 「心」「やさしさ」「思いやり」第4章 「福祉のまちづくり」の歴史第5章 社会モデルと権利条約と国内法第6章 IPCガイドラインと2020行動計画第7章 バリアフリー法第8章 トイ
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損しない!モメない!実家の不動産相続のヒケツ 相続前でも相続後でも
経済相続トラブルは多額の相続税を納めなければならないような資産家だけの問題ではありません。ごく普通の家族同士が、実家の不動産を相続したばかりに不本意なトラブルや争いに巻き込まれています。この相続トラブルや争いの大部分は不動産相続についての情報不足や準備不足によって起きています。本書は、不動産のことを知り抜いたプロの不動産エージェントと、相続と法律問題に詳しい司法書士によって書かれた、「実家の不動産相続が気になっている」「相続して、いま困っている」方に向けた、損しない・モメないための必読書です。【目次
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「大東建託」商法の研究 〝サブリースでアパート経営〟に気をつけろ!
社会問題野放しの収奪的営業 崩壊する企業モラル 暗躍する金融機関いまアパート経営の現場で何が起きているのか!【目次】第1部 苦悩する大東建託の家主(オーナー)たち 第1章 「だまされました」/第2章 友人営業で「ランドセット」/第3章 保証人狙いの養子縁組迫り「夜間待ち伏せ」の無法営業/第4章 かってに家賃保証を停止した大東建託の嘘/第5章 謎の異音が鳴る大東建託の欠陥マンション/第6章 「老後は安心」は嘘だった第2部 社員虐待体質に変わりなし 第7章 告発 壮絶なセクハラ職場/第8章 「障害なんて関係
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大東建託の内幕 〝アパート経営商法〟の闇を追う
社会問題足掛け9年、新聞・テレビが伝えない大企業の不正義を日本各地を歩いて丹念に拾い上げた渾身のルポルタージュ!〝一括借り上げ(サブリース)で資産運用〟の甘い罠「こんなはずではなかった」と苦しむアパート経営者たち。契約を取るために犯罪に手を染める社員、パワハラが横行する職場、成果主義に追い詰められて自殺事件が続発――。〝いい部屋ネット〟の大東建託で何が起きているのか。【目次】第1部 使い捨てられる社員たち第1章 藤枝支店自死事件 第2章 会長の報酬は二・六億円 労災認定も責任とらず 第3章 欠陥建築の尻
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台湾がめざす民主主義 強権中国への対立軸
政治コロナ感染症への迅速な対策、「台湾有事」回避への柔軟な姿勢――。注目度が高まる台湾の透明な行政と市民参加、多様性はいかに形成されたのか。オードリー・タン氏の歩みと重ね台湾の民主主義の姿を中国・香港との緊張関係とともに描く。猿田佐世さん(新外交イニシアティブ[ND]代表・弁護士[日本・米NY州])推薦!※本書は、大月書店刊『台湾がめざす民主主義――強権中国への対立軸』の電子書籍版です。【目次】第1章 台湾が直面する中国の脅威第2章 オードリー・タンの軌跡――民主主義の進展とともに歩む第3章 台湾が