-
引き寄せの法則をマスターしたあなたへ~この次にあなたに起こること そしてユートピアへ~
哲学/思想今や多くの人に知られるようになった引き寄せの法則ですが、実はこれにはまだまだ続きがあります。意図した願望を実現させる、言わば、引き寄せの法則全体の前半部分はよく知られていますが、それに続いて、その人の在り方がもととなって意図せず起こってくる後半部分、さらに、その両方を強烈に体験した人に起こってくる魂の成長に関わる部分というものがあります。引き寄せの法則をマスターできたと感じている方にぜひ読んでいただきたい、世界の平和と幸福のためのヒントが詰まった一冊。変革の時代である今、必読です。【目次】はじめ
-
非戦と仏教 「批判原理としての浄土」からの問い
宗教/仏教「殺してはならぬ、殺させてはならぬ」(『ダンマパダ』)を教義の一つとする仏教は、非戦・非暴力の宗教のように見えながら、実際には過去に戦争を賛美し殺し合いを強いてきた。戦争・紛争の止まない現代にあって、仏教は暴力を防ぐことはできないのか。非戦・非暴力の視点から、釈迦、親鸞の思想を捉え直すとともに、今村仁司『清沢満之の思想』を題材に、清沢の思想と今村の暴力論を批判的に検証する。【目次】第1章 近代ヒューマニズムと暴力第2章 仏教は「苦しみ」からの解放をもたらすか──「解放仏教」試論第3章 近代の日本
-
秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争 東方社が写した日本と大東亜共栄圏
日本近代史東方社は陸軍参謀本部の傘下で、対外向けグラフ雑誌『FRONT』など写真宣伝物を制作していた団体である。東方社のカメラマンが、戦時期に国内および海外で撮影した写真を中心に、アジア・太平洋戦争と戦時期の内外の社会を振り返る。陽の目を見ることなく眠っていた写真2万点のなかから200点を精選し、詳細な解説とともに紹介。陸軍参謀本部傘下の写真工房〈東方社〉の実像に迫るとともに、当時の日本・中国・東南アジア各国の変動していく社会をとらえる。カメラマンたちの視線をとおして見つめる戦争と社会。【目次】第1部 国
-
人新世の絶滅学 人類・文明絶滅の思弁的空無実在論
哲学/思想私たちは人類の絶滅というとんでもない状況下にある。本書は「人新世 大絶滅」の問題を哲学的に掘り下げた力作で、人類をはっきり「絶滅種」と捉えその問題点をあぶり出している。残された時間はわずかだ。ここに提起された警鐘に是非とも耳を傾けたい。【目次】はしがき第Ⅰ篇 形而下の絶滅学第Ⅰ部 預言第1章 人類絶滅の預言 第Ⅱ部 覚醒第2章 「人新世」の絶滅科学第3章 「地球地質改悪と惑星限界」の科学研究第Ⅲ部 罪業第5章 「文明絶滅」の科学研究第6章 「人類絶滅」の科学研究第Ⅱ篇 形而上の絶滅学第Ⅳ部 審判
-
ヒロインたちの聖書ものがたり キリスト教は女性をどう語ってきたか
宗教/キリスト教旧約聖書・新約聖書に登場する40人以上の女性たちの生き方を、聖書学の最新の知見をふまえながら、ジェンダーの視点から読み解く意欲作。それぞれの時代の制約のなかで、機知と機転によってたくましく生き延びた女性もいれば、権力や社会に屈して失意のうちに生を終えた女性もいる。そうしたヒロインたちの躍動する姿を生き生きと現代によみがえらせることによって、聖書全体の流れと歴史を俯瞰しようというのが本書の狙いである。何度チャレンジしても聖書を読みつづけられなかった方も本書で聖書に魅了されること間違いありません。【
-
フォトエッセイⅢ 足利 仙台 君津 函館 Прогулка в авто - из к/ф «Раба любви»
哲学/思想芸術は、無秩序な現実を、楽譜や光、言葉に見立て、手探りで演奏し続ける。美しい時もあり、醜い時もある。そして、世界を構成する素粒子、ダークマターやエネルギーは、あちらこちらの星々で、恐ろしいほどミクロな試行錯誤を繰り返しながら、絶対座標の無い空間を、薄い煙のようにたゆたっている。最終審を経ると生まれてくる。与えられた原始的な五感センサーで、対象物と向き合ったり(フォトエッセイを書き記したり)、欲を満たしたり、満たせなかったり、苦痛に耐えたりする。刑は例外無く執行される。執行後、しばらくは青白く放電
-
フォトエッセイⅣ 株デイトレード(瞬間トレード)必勝法 やる気なし、体力なし、経験なし、能力なし、欲ありそんなナナコが¥10,000/日
哲学/思想ナナコは、携帯を楽天に変えた。毎月の携帯料金はソフトバンクの6分の1。楽天銀行と楽天証券に口座を開設し、ポイントを得た。喜んだ。しかしこれが、ド素人と株取引の幕開けとなった。 ナナコはNISA口座を開いたが、すぐに見切った。枠のない特定口座で勝負。ナナコは、NISA積立投資枠を信じない。その実績が出るまで20~30年、時間がかかり過ぎる。待っていられない。待つだけの時間も残されていない。ボラティリティの高すぎる世界。ある朝、金融経済が崩壊している、お金が古紙になっている、ということだっ てあり得
-
舞台と客席の近接学 ライブを支配する距離の法則
心理一般著者は早稲田大学人間科学学術院にて、劇場認知科学ゼミを主宰している。本書が取り扱うのは劇場における「距離」の問題である。2020年3月以降、新型コロナウィルス感染症の影響により、多くの劇場で公演の延期・中止を余儀なくされている。認知科学によって「舞台」と「客席」の意味を再定義し、「客の盛り上がり」と「距離」の関係を検証。オンライン配信も含めた次世代エンターテインメントの創出につなげる一考察。【目次】序 章:距離の法則による支配第一章:舞台と客席との距離―境界はなぜ必要か第二章:客と客との距離―伝
-
仏教は科学なのか 私が仏教徒ではない理由
宗教意識の哲学、認知科学の哲学を牽引する哲学者エヴァン・トンプソンの待望の初邦訳。本書は、仏教を「心の科学」と考える仏教モダニズムや、マインドフルネス流行に対する挑戦的論考である。仏教のとらえてきた「悟り」や「涅槃」は、脳科学によって解明できるのか。仏教における「無我」や「自我」は、現代哲学の議論とどのように関係するのか。現象学、認知科学、仏教哲学を横断しながら、仏教の教義を再検討し、現代世界の仏教哲学を提案することで東洋と西洋を超える思想を探求する一冊。【目次】日本語版序文はじめに第一章 仏教例外
-
物理的世界と霊的世界のかかわり
哲学/思想心・夢・気・超自然的現象・光という事柄について検討し、人間とはどういう存在なのかを考えることで、めざましい科学技術の発展を遂げる目に見える物理的世界と、人間の内面や心理的現象に関わる目に見えない霊的世界に橋を架け、相互理解を可能にする。今の科学は 物についての知識だけになっていないだろうか?科学と、人の心の重なり合いに気づいてほしい。【目次】まえがき/Ⅰ章 心の多重次元構造 1.心の進化(生物学的考察)2.観える心 3.まごころ(=重なる心) 4.心の多重次元構造のヨーガによる説明 5.心の探究