書影

君が走っていったんだろう

木下侑介/千葉聡​ 新鋭短歌シリーズ 詩/短歌/俳句 1760円

販売終了

作品説明

1000年たっても青春である
視界が開ける。いつもの世界が新しくなる。
若い世代の生きづらさに寄り添う歌。
─千葉聡​
【5首】
目を閉じた人から順に夏になる光の中で君に出会った
海だってあなたが言えばそうだろう涙と言えばそうなんだろう
雨に会うそのためだけに作られた傘を広げて君を待ってる
花にルビをふるように降る雨、雨の名前は誰にも分からないけど
「幸せに暮らしましたが死にました。けれど死ぬまで幸せでした」

【目次】
いつ見ても今が見えない
真夏の背骨
もし俺が
Breathless
青の温度
天才児たち

真冬の星座
そうだね、僕ら
少年兵
青空
瞼は
第四次ロボット革命
防風林
目をしてる
優しい人に

燃える街
二十四時間リレーマラソンで優勝したことがあります
ルール・ザ・ワールド・ウィズ・ワクチン
海への切手
瞬き/足跡
雨も雨の音
ザラメの夜
アトリエ
エトワール
君の名前
水風船

ルビ
手品
アジサイ
月とシリアル
父さんが
日曜日より
あなたが言えば
最後の童話

解説 一〇〇〇年たっても青春である 千葉 聡
あとがき

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発売日:2022/09/02
出版社:ボイジャー・プレス
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