書影

鍵盤のことば

伊豆みつ黒瀬珂瀾 新鋭短歌シリーズ 詩/短歌/俳句 1760円

作品説明

夜明けが、雨が、そして音楽が――言葉になる瞬間を見に行こう。
〈あなた〉と深く、指をからめて。(黒瀬珂瀾)

【5首】
あなただれ、黄昏。おまへだれ、雪崩。浮世草子をうしろから読む
言葉なるもののからだに棲むかぎり祈りの部屋は保たれてゐる
改札までつないでゐてねオクトーバー・フールと唱へてはだめですよ
つけまつげ冷たく濡れて街灯りはまばたきのたび更新される
鍵盤は押せば鳴るもの鍵盤は発語するのに適訳がない

【目次】
はるしおん
かみなりのやうに明るい
あきつ、火の島、さびしさの森
降り得ない雪
せかいにきすを
石ころのやうに
かみさまの葡萄
鍵盤のことば
それきり愛の話をしない
櫛をなくした
オクトーバー・フール
演奏会
一本の葱
紅茶が雨を降らせた
穢土
春の服、月の虹
あめのくに
地図を抱く
少年イッポリート
山百合の野を
アンダンテ・カルマンド
はだれ踏み
オルゴール
解説 音楽と連帯 黒瀬珂瀾
あとがき

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発売日:2021/07/09
出版社:ボイジャー・プレス
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