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イケメンとおじさん
エッセイ顔がイケメンじゃなくてもモテることはできる【目次】イケメンとおじさん <モテ男編>イケメンじゃなくてもモテる方法とは?20の条件 <完全保存版>男性がキュンとする100の瞬間集 <恋愛に臆病になる30代へ>恋愛のはじめかた <男性目線>男女の友情が成立しない7つの法則 まとめ
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伊集院大介最後の推理
ミステリー伊集院大介シリーズお馴染みのキャラクター、山科警視、森カオル、伊庭緑郎、滝沢稔ことアトムくんほか、『ほくらの時代』の栗本薫も登場する作品集。「月光座 金田一耕助へのオマージュ」では伊集院大介と金田一耕助が共演、「幽霊座」での耕助の推理をリスペクトを湛えつつ伊集院大介が新たに解き直すという趣向も。栗本薫逝去の前年に書かれた「誰でもない男――伊集院大介の秋思」など5編を収録し、伊集院大介の文字通り最後の推理を収める。
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悼むひと 元兵士と家族をめぐるオーラル・ヒストリー
エッセイ戦場体験者の証言が浮かび上らせるのは、歴史的事実だけでない。話せないこともあれば、伝えたくても伝わらない真実もある。戦没した仲間への哀惜。「勇ましい」戦後右派への不信…。ビルマ戦研究者であり、戦友会、慰霊祭の世話係でもある著者が、20年以上にわたる聞き取りをとおしてつづった、 “痛み”と“悼み”の記録。【目次】まえがき第1章 九八歳の「慶應ボーイ」 第2章 初年兵の「ルサンチマン」 第3章 永代神楽祭と「謎の研究者」 第4章 戦場と母ちゃん 第5章 一〇一歳の遺言 第6章 ビルマ戦の記憶の継承―
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逸脱のフランス文学史
外国文学レーモン・クノーやジョルジュ・ペレックらによる前衛的な実験文学集団「ウリポ」。言語に秘められた潜在的可能性を追求した彼らの営為を研究してきた著者が、「ウリポ」の視点からフランス文学史を新たに捉え直す。古典から現代作品まで25の名作でたどるフランス文学案内。「私がウリポの作家たちを身近に感じるのは、彼らが深刻さを拒んでいるからです。この深刻さというやつは、フランス文学の風土のいたるところで感じられるもので、ちょっとは自分を皮肉る必要がありそうなときでも消えはしません」(イタロ・カルヴィーノ)【目次
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一歩先は崖
文学一郎は何でも誰よりも先に手掛ける。手本になる物が無いので結果失敗する。時代が変わると一郎が苦心して挑んだ事を企業が手掛け成功した。それでもこりず一歩先を信条として生きている。【目次】・従兄弟の訪問・連帯保証人・京漬物・京都へ・漬物の準備・偽の新店舗・破産・事件・遺体遺棄・ダイナマイト・手を吹き飛ばす・誰か見ている・火事
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犬ではないと言われた犬
エッセイこれは犬である、と言い張れば、犬です--。【目次】くちぶえ、ソロで犬ではないと言われた犬とありますが、どんなこころですか矮小な手のひらしゃべれないひとりで学ぶことについてほら、フレディドアノブのないドアひとの子にお前とポエムやるの息苦しいよ微調整、微調整 雲のかよひ路事象がわたしを湯船に浸かるかわいくはないよそもの後ろ歩きミケあとがき
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命の黙示録
文学本書は、製薬業界の裏側を舞台にした人間ドラマの傑作である。主人公の正(ただし)は、外資系製薬会社で働くエリート社員。しかし、リストラ通告により、彼の人生は一変する。旧友の嘉一(かいち)との再会を機に、困難に立ち向かうプロセスの中で、自分たちの生きる意味を見いだしていく。過酷な環境、激しい競争、そして震災による試練が、正と彼の仲間たち、そして家族を待ち受けていた。この小説は、製薬業界の複雑なパワーバランスや社内政治、倫理観をリアルに描きながら、登場人物たちの成長と葛藤を詳細に描写している。物語の舞
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ヴァルハラで逢いましょう。
ボーイズラブクラブ「ヴァルハラ」の男ホステス、リリーは、ある日、店の裏手で負傷したチンピラ、ジョーを拾う。ジョーに一目惚れされたリリーは、頑なに拒むが、ひょんな事から二人は一緒に暮らすことになり──【目次】第一話 その朝、路地裏で。第二話 過ごす、日常。第三話 そこに、貴方が。