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希望の未来への招待状 持続可能で公正な経済へ
社会問題危機的状況にある地球環境を守るには、経済成長を追い続けた人間の活動を根本的に見直すしかない。生命の源である自然を守り、富の偏在と経済格差を縮小する持続可能な世界へと誘う、コロナ後のドイツで16万部を超えたベストセラー。斎藤幸平(経済思想家)氏 推薦! なぜ脱成長が必要なのか。マルクス・ガブリエルの同僚が打ち出すポスト資本主義の未来を刮目せよ。【目次】第1章 招待状第2章 新たな現実第3章 自然と生命第4章 人間とふるまい第5章 成長と発展第6章 技術の進歩第7章 消費第8章 国家・市場・公共財第
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きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね 「小さな平和」を求めて ポツダム・トルーマンハウスとヒロシマ・ナガサキ広場の記録
社会問題日本が降伏する前、米英ソの3首脳がポツダムで会談した。それと平行し、米国はポツダムで原爆投下を最終決断する。その過去を知ったポツダム市民のイニシアチブで、当時米国トルーマン大統領が滞在していた邸宅前の広場が「ヒロシマ・ナガサキ広場」となる。記念碑もできる。ポツダム会談の数カ月前、日本の購入した酸化ウランがドイツの潜水艦でドイツから日本に運ばれようとしていた。ぼくたちは今、生活において原爆投下の過去とどう関わり、平和をどう守っていくべきなのか。本書では、市民として考えたい。【目次】プロローグポツダ
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君と出会って僕は父になる
しつけ/子育て家族のために働いていたら、妻の心が離れていっていた。仕事人の彼らはそう言う。確かにキッチンには基本母がいて、父はあまり家にいないイメージだった。 でも、いつか息子も大人になる。その時に仕事のことでも家庭のことでも、自分でも頼ってくれるような、そんな人間になりたい。そう思えた時、僕はやっと父になった。絶対的な正解がない家族の形を、圧倒的な透明感で「人」を撮り続けた写真家である著者が、100枚の写真と共に考える。自由な生き方・働き方や多様性が重視される、令和ならではの子育てフォトエッセイ。
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君と夜を越えたい ルーニカノベルス
ライトノベル7歳の頃に出会った少年・ヨルクに恋をしたカレン。政略的な価値のない男爵令嬢のカレンでは、文通すらも許されなかったが、彼への想いは変わらない。だが数年後、ヨルクの家が派閥争いに負けて没落。彼は家族への処罰の代わりに、重大な役目を負うことに。それは、15年間ひとりきりで「瘴穴封じ」をすること。カレンは決意した。瘴穴にいるヨルクに会いに行き、約束どおりお嫁さんにしてもらうのだと――!大ボリュームの書き下ろし番外編3編と共にお届けする、心優しい純真な青年とお日様のような押しかけ女房の、一世一代の恋と青春
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きみのまち 歩く、旅する、書く、えがく
エッセイ今日マチ子、初めてのエッセイ集。イラストも70点以上収録。コロナ禍で「旅」がタブーのようになっていた時期が遠い昔のように思えるいま、人気シリーズ「#stayhome日記」3部作が2023年に完結させた今日マチ子が次に描くのは「旅」。ようやく自由に旅ができるようになった喜びを噛み締めるように、台湾、伊勢、京都、仙台、つくば、金沢……という街を巡りました。異国の地で感じる想い、普段の生活とは違う高揚感。旅を通して感じた記録を、初めてのエッセイ集として発売します。【目次】台湾旅行記伊勢旅国内周遊記二〇
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君を愛さずにはいられない~失われた記憶と再びの恋~ ルーニカノベルス
ライトノベル戦地で消息不明になっていた夫ネイトが帰ってきた。だが彼は大怪我の影響で五年分の記憶を失い、妻であるグレースのことも忘れてしまっていた。さらには、グレースとの結婚について「何かの間違いでは」と呟く。かつて明るく語りかけてくれた夫は、今は寡黙で、グレースの視線から逃れるように目を合わせてくれない。密かに傷つくグレースだが、彼に思い出してもらうために奮闘する。一方ネイトは、グレースに惹かれる自分に気づいていたが、彼女に微笑みかけられるたび、今の自分のふがいなさと、過去の自分への嫉妬心が湧き上がり……。
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キモノにハマってね!
エッセイ中島梓はパーティや観劇などに外出する時ばかりでなく、日常生活も着物で過ごすことが多かったほどの着物愛好家だった。自身で運営するホームページ、神楽坂倶楽部でも着物に関するエッセイをいくつか連載していたが、本書は2005年から翌年にかけて連載された「着道楽」が収録されている。またエッセイのほか、生後まもない頃から亡くなる前月のライブまで、他で見ることの出来ない貴重な着物姿の写真90点以上を集めたアルバムも収録している。
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キャットウォーク
女性マンガ生きづらいこの社会に疲れ切った主人公ミロは、あるとき猫の街に迷い込む。猫といっても四本足で歩く小さな猫じゃない。彼らは服を着て、靴を履き、二本足で歩いている。毒々しいこの街で、ミロは一人の少女と出会い、自分の中の暴力性・残虐性が剥き出しになっていく。 現代社会で誰もが抱える悩みを、佐々木充彦が美しく繊細なタッチで描く。読んでいると胸が苦しくなる、心をえぐる問題作。小説版と漫画版が一冊に収録された豪華仕様の一冊。 【目次】 漫画版/小説版
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キャメラを振り回した男 撮影監督・川又昻の仕事〈増補決定版〉
映画ご関係者様より本作へのお言葉をいただきました! 映画はカメラです。ジブリは川又さんに本当にお世話になりました。 スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー 鈴木敏夫様より 偉大な足跡を残した大先輩の助手の一人として末席を汚したことが私の誇りです。 松竹映像センター 取締役 技術本部長 五十嵐真様より 映画の本質に迫った記述がぎっしり詰まっていて、何度読み返しても飽きない名著です。 大阪大学 言語文化研究科 劉文兵先生より 小津安二郎、大島渚、野
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ギャングスタ・ラップ ディスクガイド ヒット・定番 600曲・600枚 (ele-king books)
音楽ギャングスタ・ラップの常識が満載!世界中で最も聴かれ、影響力のある音楽ギャングスタ・ラップの主要アーティストとヒット曲、定番アルバムがひと目でわかる、唯一の専門ディスクガイド本。スクーリー・D、NWA、2パックから、ケンドリック・ラマー、YG、ミーゴスまで。600曲・600枚、オールカラーで紹介!著者は『シティ・ソウル ディスクガイド』の小渕晃。【目次】1974~ ヒップホップの誕生1982~ エレクトロ・ブーム1984~ ストリート回帰~第2世代の登場1986~ ヒップホップ・ネイションの誕生