作品数:537作品
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  • 心の浮力の書影 2200円 2025/12/19
    新着作品

    心の浮力

    李承雨/平原奈央子 外国文学

    喪失と疎外、自責と愛などをテーマに、家族や介護、格差など同時代の社会問題を通して現代人の生を描く。 「言葉の届かない場所にあるはずの、人の心の複雑な薄闇に、李承雨は言葉で見事に光をあてる。精緻きわまりない八編。」――江國香織「僕が感じてきたように、母も常に感じてきた、そうでなくてもいつか感じることになる深い後悔と罪悪感については思いが及ばなかった。喪失感と悲しみは時とともに和らぐが、後悔と罪悪感は時が経つほど濃くなることに、喪失感と悲しみはある出来事に対する自覚的な反応だが、後悔と罪悪感は自分の

  • 心は胸のふくらみの中の書影 1540円 2023/06/16

    心は胸のふくらみの中

    菊竹胡乃美 詩/短歌/俳句

    トロの吐露リスのリスクたわしのわたし掬ってほしい救ってほしい飯田有子(歌人)、和田彩花(アイドル)推薦!【目次】永遠に嚙めないフランスパン生理休おんなへんやわらかな手のうさぎ空飛ぶ虎Ms. たらこくちびるサンドイッチ・ハム男人生をミニストップ俺は星屑心の皮膚冬の放熱多くない給料あかるい前歯

  • こたえいろいろすてきだねの書影 1089円 2023/03/24

    こたえいろいろすてきだね

    五味太郎 文学

    2枚の絵を見比べて、違っているところをさがしたり、ミニカーを迷路でまちがえずに走らせたり。頭のよくなるゲームがいっぱい。

  • こちらムシムシ新聞社の書影 1485円 2022/06/06

    こちらムシムシ新聞社

    三輪一雄 文学

    ムシムシ新聞社の自然科学部記者、七星あまみちくん、ある日、部長に読者の女の子からの手紙を見せられた。「私はカタツムリが大すきです。近ごろカタツムリが見つかりませんが、どこに行くといますか? それにもっとカタツムリのことが知りたいです」早速あまみちくんは調査。土のあるところにいるということがわかったので取材に出かけた。イノシシ、ヘビ、マイマイカブリ、ヒメボタルやマイマイチツツハナバチなどに出会い、たくさんの話を聞く。そしてわかったことは……?生きものによる自然の循環を、カタツムリをテーマにわかりや

  • こちらムシムシ新聞社 ギタイは天敵がつくる?の書影 1485円 2022/06/06

    こちらムシムシ新聞社 ギタイは天敵がつくる?

    三輪一雄 文学

    ムシムシ新聞社の自然科学部記者、七星あまみちくんは、読者からの質問に答える係でもある。今回届いた質問は「ギタイの虫について教えてください」というもの。メールに添付されていたのは、どう見ても枯れ葉にしか見えないガの写真。これはアケビコノハというガだとわかったあまみちくんは、早速ギタイの虫の取材へ! ギタイの種類や、恐ろしげなギタイ、一人ギタイのオンパレードのアゲハチョウなど、なぜここまでギタイするのか! 虫の世界のギタイは奥深い。そして、キーとなる言葉は「進化」だった。ギタイの不思議をわかりやすく

  • 言葉のズレと共感幻想の書影 1760円 2022/01/24

    言葉のズレと共感幻想

    細谷功佐渡島庸平 エッセイ

    「人は言葉を過信している」「スティーブ・ジョブズも歴史に残らない気がする」――「思考」テーマの著作を出し続ける著述家・細谷功と、メガヒットを飛ばし続ける漫画編集者・佐渡島庸平という異色の取り合わせ。言葉、物語、お金、労働、ルール、いいねエコノミー(共感資本主義・格差)、VR(仮想現実)などを俎上にのせ、現代社会を覆う「共感幻想」を「具体と抽象」の往来問答によって深く掘り下げていく。メタの視点を上げるほど虚無主義に近づくが、そうならないためにそれぞれが実践している処方箋にも話が及ぶ。【目次】第1章

  • 五年ぶりに再会した初恋の人がヤンデレ伯爵になって離してくれません ルーニカノベルスの書影 814円 2025/07/18

    五年ぶりに再会した初恋の人がヤンデレ伯爵になって離してくれません ルーニカノベルス

    山野辺りり/藤浪まり ライトノベル

    五年ぶりに訪れた王都で、幼なじみのリオンと再会したユニス。平民の自分にも分け隔てなく優しかった彼は、ユニスにとって淡い初恋の相手だった。伯爵位を継ぎ、以前よりも大人びたリオンにときめくが、よく見ると彼の瞳はどこか仄暗い様子……? 思わず逃げ出したくなるユニスだが、突然縋ってきて泣き出した彼をなだめているうちに、成り行きで彼の屋敷に泊まることに。ユニスの姿が見えないと不安定になるリオンを放っておけず、いつの間にか滞在期間はずるずると延びていき、彼のお願いで添い寝までするようになり……!? 知らぬ間

  • この世の景色の書影 1540円 2020/08/31

    この世の景色

    早坂暁 エッセイ

    「私は昭和の子で もっぱら昭和の涙、昭和の笑い、そしてそして、昭和の無念ばかりを歌ってきたような気がする」超虚弱児で生まれた。戦争で死ぬと覚悟した。被爆直後の広島に入った。何度も何度も大病を患った。それでも、平気で生きてきた。反骨をユーモアで包み、あたたかい眼差しと飄々とした足どりで歩き続けた早坂暁。原爆で死んだ妹のこと、親友・渥美清のこと、遍路道と母親のこと。破天荒で、自由で、優しかった男の、あたたかな想像力。初単行本化の9編も加え、遺されたエッセイから名品を精選する。【目次】はじめに―桃井か

  • 小林多喜二のことの書影 0円 2016/07/01

    小林多喜二のこと

    壺井繁治 エッセイ

    小林多喜二が組織内に潜入した警視庁のスパイの通報で築地署員に捕らえられ、その後3時間もたたぬうちに拷問により虐殺されたのは1933年2月20日のことであった。繁治も投獄中の出来事であった。『戦旗』の編集代表であった壺井繁治にとって、小林多喜二との出会いは作者と編集者のそれであったが、戦後も繰り返し繰り返し多喜二についての論考を書いている。これはなかでも最も短いものである。   《関連作品》 壺井繁治「回想の小林多喜二」

  • コミュニケーション不全症候群の書影 505円 2017/12/25

    コミュニケーション不全症候群

    中島梓 エッセイ

    栗本薫の筆名でグイン・サーガ、伊集院大介シリーズほか数多くのベストセラーを生んだ中島梓が、1991年に発表した書き下ろし評論。おタク、ダイエット、女性による男性同性愛への関心などを扱い、変容する社会において危機的な状況におかれた自我のあり方を、自身も拒食症・過食症に陥り、また「真夜中の天使」を嚆矢としてやおいと呼ばれるジャンルを拓いた体験を踏まえつつ描いた問題作。刊行当時若者の共感と批評家からの絶賛を浴びたものの長らく絶版となっていたが、いま電子版として復刊される。解説・藤本由香里。 【目

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