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まなざし
エッセイこれからの執筆・編集・出版に携わる人のサイト「DOTPLACE(http://dotplace.jp)」でとりわけ話題を集める、研究者/映像作家・菅俊一氏の連載コラム「まなざし」が、満を持して電子書籍化。「読むこと」「書くこと」とそのまわりに潜む日常のちょっとした違和感を、シンプルな言葉で丁寧に読み解いていく12編の「まなざし」。電子書籍版ならではの追加テキストも収録。イラストレーター・Noritake氏による描き下ろしイラストも見どころです。 【目次】 1│電車で見かけた、白い本 2
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真夏の夜、櫻の夢。
ボーイズラブ本好きで細いのによく食べる変わり者と評判の花魁・孤蝶(こちょう)は、ある日妓楼にやってきた隠密の辰(たつ)が、素人ではないことを見抜き、自分の部屋へとあげる。辰の屈託のなさに孤蝶はだんだんと惹かれていき、ついに孤蝶は自分が男であることを明かす。辰は──【目次】一二三
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マニフェスト 本の未来
ノンフィクション書籍のデジタル化は「第一段階」にすぎません。デジタルへの移行はフォーマットの問題だけではなく、出版界の抜本的再編成を意味しています。デジタル化が完了した「第二段階」で出版界で何が起こるのか? 書籍が全て電子化され、ネットワークに接続され、ユビキタスな存在になると何が起こるのか? H.マクガイアとB.オレアリを筆頭に、実際のツール開発に携わる総勢29人の執筆者が、「確信」以上の具体性をもって本の未来を語ります。 【目次】 Part 1 セットアップ──現在のデジタルへのアプローチ Pa
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マヌルネコ 15の秘密
生物学600万年前から姿が変わらないといわれている世界最古の猫、マヌルネコ。NHKの動物番組「ダーウィンが来た」のキャラクターでも人気です。そんなマヌルネコのモフモフ、変顔、コマヌルなどの人気の秘密を5つ、そして、猫との違い、暮らし、狩りと食、子育てと成長などの知られざる生態の秘密を10。計15のみんなの知らない秘密に迫りました。野生のマヌルネコ、国内の動物園で会えるマヌルの紹介も含め、可愛い写真が盛りだくさん。さらに国内の個体の相関図まで解説した、マヌルネコ愛てんこ盛りの究極の1冊です!【目次】【イ
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マネジメントの正念場 真実が企業を変える
企業/組織論1on1、チーム・プロジェクト会議、戦略提携など幅広い応用範囲序文 ピーター・M・センゲ(『学習する組織』著者)”本書は単にたくさんの優れた知識を勉強するための本ではなく、実践を要求する本である。その実践は単純ながらも大いに変革を伴う。それは人が身を捧げるのにふさわしい組織を構築するために不可欠の実践である。”【目次】日本の読者の皆さんへ序文 ピーター・M・センゲはじめに マネジャーの正念場MMOTとは何か第1章 MMOTの基本テクニックをマスターする第2章 仕事のパターンをどうやって認識し、変
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マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣
エッセイアルジュナ、ドゥルヨーダナ、クリシュナ……人間的な魅力を放つ英雄たち。ウシャナスの不死の術、聖なる飲料ソーマ、最強の武器ブラフマシラスなど、不可思議な秘術・宝物。そしてヨーロッパ、北欧、日本の神話との謎めいた符合。・わかりやすいあらすじと一八〇項目の小事典を収録、入門篇としても最適!・『世界の神話』が1万部を突破、いま最も売れている神話学者、沖田瑞穂さんの研究成果13篇を凝縮!・FGO、パズドラ、バーフバリ……。ゲーム、映画のファンも必携!【目次】はじめに第Ⅰ部 あらすじ第Ⅱ部 論考『マハーバー
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魔法の文芸―川柳を学ぶ
詩/短歌/俳句全日本川柳協会副理事長の著者が、五七五のリズムの徹底解析から日本語の特性までも明解にしつつ「川柳」の魅力を徹底的に解説。楽しい例句も豊富に、自由で深い川柳の作り方、句会の楽しみ方を具体的、体系的に紹介。日本の短詩型文学の歴史的推移から、これからの川柳界のあるべき姿を忖度なしに提言しました。【目次】Ⅰ 川柳の魅力 1川柳は魔法の文芸 川柳で充実した日々を 他 2川柳に見る人間模様Ⅱ 川柳の基本と日本語の特性 1創作にチャレンジ 2音数の数え方 3川柳のリズム 字余り・句跨がり 破調と自
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幻の豹
青年マンガ日本軍戦車兵・川瀬はソ連軍捕虜収容所内での暴動に参加、祖国を目指し、仲間とともに重戦車パンターを駆る!JUNGLE EXPRESS、ウクライナ混成旅団 の2編収録。【目次】JUNGLE EXPRESSウクライナ混成旅団あとがき
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まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の思い出
エッセイ「幻視の女王」とも評された、戦後短歌史を代表する歌人、葛原妙子。彼女には家族にしか見せなかった別の姿があった──。チャーミングで愛おしい、「異形の歌人」の横顔。子どもの頃、大森の祖母の家に行く時には何か冒険に出かけるような気持ちになった。かつての病院の敷地内にあった、広い平屋住宅。周囲には枇杷の大樹が緑の葉をさかんに茂らせていた。孫である著者から見た葛原妙子とは──。戦後短歌史を代表する歌人と、その家族の群像がここにある。【出版社:書肆侃侃房】【目次】はじめに大森の家 大森の家/祖母の思い出祖