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ぼくが小さなプライド・パレード 北欧スウェーデンのLGBT+
エッセイLGBT+の国際的な基礎知識から、LGBT+ムーブメントの歴史、ジェンダーレス幼稚園や世界初のLGBT専用高齢者住宅など最新のトレンドまで。さらに多くの人が「生きやすい」と認めるスウェーデンにも、まだある課題とは? 差別を知らない若者、子育て世代やシニア世代、当事者家族など、多様性あふれるインタビューも多数収録。日本が大好きなスウェーデン人による、日本の読者のために書きおろし。【目次】第1章 LGBT+ってなんだろう/第2章 スウェーデンの価値観とLGBT+の関係性は?/第3章 LGBT+の歴史
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木石の詩
写真一般新山清は旭光学(アサヒペンタックス)で東京サービスセンター所長を務めアマチュアカメラマンの指導していた。1969年5月13日、指導の帰りに目黒駅近くで精神異常者の兇刃に倒れて急逝する。この写真集『木石の詩』は新山と親しかった友人らによって作られた遺作集でその選者は浜谷浩、植田正治、縁川洋一、鈴木八郎と言った60年代を代表する写真家達が名を連ね、新山清の交友関係の広さが窺われる。(編集・デジタライズ:五味彬)【目次】語りつくしたかった新山さん岩間倶久新山君の憶い出 植田正治新山さんを偲ぶ魚住励新山
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ぼくだってとくべつ
児童書ちょっと特別な弟が大好きな しろくま君 。毎日とてもいい子に過ごしていました。ある日、聞き上手な猫と出会い、自分の気持ちに向き合うことと、気持ちを打ち明けて世の中とつながる素敵さを学びます。◆実は、物語の主人公は障がいのある兄弟姉妹をもつ“きょうだい児”家族の一人として子どもながらに障がいや病気と向き合い、親以上に時間を過ごす関係でありながら、ケアの必要性が認知されていない存在です。複雑な状況から自分の優先順位を下げがちな優しい子ども達の、自己肯定感を育み、寄り添うストーリーです。【目次】
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ぼくトンちゃん 完全版
青年マンガブタ仙人のもとで修行に励む子熊のトンちゃんと兄弟子・牛山五郎。ふたりの奮闘の日々は一見、牧歌的に映るも、ときに人生の深淵を覗かせる。44ページにも及ぶ追加描き下ろしパート「地獄会議の章」では、トンちゃんが、強大な敵を相手に仙界クマとしての潜在能力をついに開花!行けども尽きぬ苦悩の道。はたしてふたりの修行の行方は――。【目次】修行の章ロボ仙人の章術の章悪霊の章試験の章地獄会議の章
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ぼくのとってもふつうのおうち 「ふつう」のくらしをうばわれたなんみんのはなし
児童書もしもある日突然、慣れ親しんだ日常生活のすべてを奪われ、難民になってしまったら? 思いがけずそんな状況に置かれた子どもたちの、決してかなわぬ夢を描く切ない物語。世界各地で戦争が続く今、絵本で戦争と平和について考えてみませんか? 難民への深い共感にあふれた名作。【目次】
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ぼくは気の小さいサメ次郎といいます
文学顔がこわいのでみんな逃げてしまって友達ができない、サメのサメ次郎が手紙を書きました。気ままに旅をするウミガメのカメ次郎から話を聞いた「コンブ林のプカプカさんへ」です。その手紙はプカプカに届いたのでしょうか?
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僕はこうして生まれてきた
エッセイ結婚直前の29歳の女性が、コロナワクチン接種後に意識不明となって、この世を去りました。この絵本は、彼女が生前に描いた絵コンテを遺品整理中の母親が発見し、「娘がこの世に存在した証」として母親が出版を決心したものです。「生きる」というメッセージが何度も書かれており、これは「生きたい」と願う心の奥の叫びでもあると思います。絵自体もシンプルですが、何度も読み返すことで人それぞれが深く考えさせられる内容です。ごく普通の女性がレポート用紙に思いつくままに書いた絵コンテと文章に、お気をとめていただけたら幸いで
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ぼくらの時代の本
エッセイある時はFlipboardやSmartNewsのデザインを手がけ、ある時はクロス箔押しの豪華本をプロデュースし、ある時は出版スタートアップにアドバイス。メディアの垣根を越え、国の垣根を越えて活躍する著者が、その活動から得たものとは。本と出版に向き合おうとするすべての出版者、デザイナー、開発者に贈る7つのエッセイ。 【目次】 第一章 「iPad時代の本」を考える――本作りの二つのゆくえ 第二章 表紙をハックせよ――すべては表紙でできている 第三章 テキストに愛を――こんなEリーダー