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作品説明
はい、どうも。カズノです。
今回は、「本について考える」本です。
別に「本とは何か? 文字言語とは?」とか、「グーテンベルクの印刷技術で誰もが聖書を読めるようになった、それこそ『本』の発端であり今も変わらぬ意義であって…」とか、そういう話じゃないです。
「おろ、この表紙、タイトルも著者名もないじゃん。なにこれ、これ本?」とか、そういうレベルから本のことを考えてしまう人──考えられる人と、本を考える本です。ふざけていません。本気です。きみこそどくしゃだ! な本です。
※湊『告白』のネタバレあり
【目次】
序一 知ろうとしないコ
1 知ろうとしないコ
2 直樹の不自然──「自分」という存在から考えてみる
3 直樹の個性から考える
4 ところで湊の勘違いのこと──血液を飲んでHIVに感染するの?
5 ところで直樹のバカ
6 調べること、知ること、知識的であること
7 ひとまず『告白』はこういう本
序二 考えない人
1 「考える」の練習
2 「考える」の復習──考えることと感じること
3 湊の誤算。またもや
4 再び「考える」の練習──森口に完全犯罪は可能か?
5 ミステリー読書から学ぶもの
6 考えることの無力感
発売日:2020/06/26
出版社:カズノpub.
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