新作情報
2019.02.20
2月20日新刊『大姥伝説と縄文文化 夷がくらした虫倉山の物語』発売開始!
本日、新着作品が発売開始となりました。
長野県の虫倉山を例にとり、アイヌ系の日本列島先住民の息吹を追います。
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神谷真『大姥伝説と縄文文化 夷がくらした虫倉山の物語』
「虫倉山」という不思議な地名の由来は何なのか? その理由を、今から五千年前にこの地にくらした縄文人たちの言葉、そしてアイヌ語を通して読み解く試み。昔話でなじみ深い足柄山の金太郎も、古代の縄文人とのつながりがあったのではないか? 縄文料理の代表「おやき」の由来にも、考察は及びます。
伝説や地名、祭りや習俗、食べ物、言葉。本書の研究は、夷(えびす)の人々の文化を広くカバーします。虫倉山という入り口を通じて、分析の目は、人間そのものを深く見通していくのです。
前作『「お焼きとおぶっことからかさ石」の里』、『解き明かされた、謎の縄文地名』、『猫の寄り合い』とも合わせて読んでみませんか。味わい深い山岳や神社の写真とともに、古代史への旅に招待します。
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