-
曹操 卑劣なる聖人 第三巻
歴史/時代小説董卓が涼州兵を率いて洛陽に乱入。 曹操は命からがら逃げ出し、各地の刺史、太守らと反董卓の兵を挙げるも、一敗地にまみれ袁紹の幕下に。南下して東郡太守、兗州刺史へと駆け上るも徐州虐殺で名も土地を失う。浮き沈みを繰り返す曹操34歳から41歳を描く。 董卓、呂布、袁紹、鮑信、袁術はもちろんのこと、陳宮、戯志才、荀彧、劉備、呂伯奢らが登場する。 【目次】 第一章 董卓入京 第二章 洛陽を出奔す 第三章 危険な逃避行 第四章 挙兵 第五章 敗戦を糧に 第六章 反董卓同盟の破綻 第七章
-
木石の詩
写真一般新山清は旭光学(アサヒペンタックス)で東京サービスセンター所長を務めアマチュアカメラマンの指導していた。1969年5月13日、指導の帰りに目黒駅近くで精神異常者の兇刃に倒れて急逝する。この写真集『木石の詩』は新山と親しかった友人らによって作られた遺作集でその選者は浜谷浩、植田正治、縁川洋一、鈴木八郎と言った60年代を代表する写真家達が名を連ね、新山清の交友関係の広さが窺われる。(編集・デジタライズ:五味彬)【目次】語りつくしたかった新山さん岩間倶久新山君の憶い出 植田正治新山さんを偲ぶ魚住励新山
-
なかったことにしたくない 〜電子書籍をさがすなら hon.jpの5122日
エッセイhon.jpの元社長・落合早苗自身が2004年の起業から2018年の会社解散までを書いたノンフィクション。落合は2004年にインプレス創業者・塚本慶一郎と出会い、電子書籍検索サイトhon.jpを運営するインプレス100%子会社の経営を任される。だが、まだまだ支援が必要な時期に塚本が倒れ、1年後のリーマンショックで親会社から事業撤収を告げられる。事業を継続するにはスピンオフしかない。もう一人の経営者・塩崎泰三とMBOへと動き、2009年に独立。黒字化も果たし、待望の『電子書籍元年』を迎えたが……【