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学校の「当たり前」をやめてはいけない! 現場から疑う教育改革
学校教育麹町中学校長、工藤勇一氏のベストセラー『学校の「当たり前」をやめた。』(時事通信社)を徹底批判。学校の「当たり前」を廃止して教育を合理化する工藤校長の学校改革は、はたして子どものためになるのか。教師は、個人の力量や経験だけではカバーしきれない部分を、学校の「当たり前」で補っているという持論を基に展開。同書を適宜引用しながら、学校共同体の大切さや定期テストの意義、担任の権威性、近代的人間が備えるべき教養など、著者の現場での経験を踏まえて幅広く言及し、学校のあり方を考える。【目次】第一章 学校が子ど
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学校のデジタル化は何のため?
学校教育GIGAスクール時代の研修テキストに最適!児童生徒「一人1台」の情報端末が整備され、いよいよ待ったなしの活用に迫られる学校。「なぜ学校にICTが必要なのか?」「情報端末はどう使えばいいのか?」「そもそもどうして…?」沸き上がる疑問に答えつつ、教育ICT利活用の目的を明確に分類し、学校のデジタル化についての考え方をわかりやすく説きました。【目次】第1章 GIGA スクール構想により進む整備第2章 「なぜ学校にICTが必要なのか」を、学校が自分で考える第3章 一人1台、学びの道具として使うとはどうい
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学校の枠をはずした 東京大学「異才発掘プロジェクト」の実験、 凸凹な子どもたちへの50のミッション
教育一般大人も受けたい東大の授業。「自分らしく生きたい」すべての人へ!NHK「SWITCHインタビュー 達人達」、FNSドキュメンタリー大賞候補などで話題のプロジェクトが初の書籍を刊行!画一的な学校にはなじまないけど、突き抜けた「好き」を持つ子どもたちに学びの場を提供してきた、東京大学「異才発掘プロジェクトROCKET」の実践をまとめた1冊。300を超えるプログラムから厳選した豊富な実例をもとに、凝りかたまった頭をときほぐし、わくわくする学びを生み出すしかけを紹介します。【目次】◎凸凹な子どもたちへの5
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神奈川の中学生、「ヒロシマ」を語る
教育一般2022年、横浜国立大学教育学部附属横浜中学校3年生が、自ら文種や文体を選びながら「ヒロシマ」と向き合い、書き著した「戦争や原爆について語り残す文章」を編纂。戦後75年以上が経ち、当事者自身が戦争や原爆の惨禍を語ることが難しくなっている現状の中行われた、「ヒロシマ」を語り継ぐ授業。「ヒロシマ」から時代的にも距離的にも離れた、現在の神奈川に生きる中学生たちは戦争や原爆の惨禍をどのように語り残そうとしたのか。本気で戦争と向き合い、平和について考えた姿がここにある。【目次】・はじめに・第1部 わたしの
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GIGA完全対応 学校アップデート+
学校教育ICT環境が弱くてデジタルドリルをダウンロードできない子が出てしまう…他校はどう対応している?先生と児童のPCが違うので画面イメージが変わってしまい低学年の子が混乱…何とかならない??GIGAスクールが始まった今だから見えてきた課題や本当に知りたいことがあります。手探りで苦労したからこそ、PCの更新やMEXCBTなどこれからやってくる事たちをきちんと知っておきたい。GIGA導入の手引きとして好評を頂いた「学校アップデート」シリーズ2冊目は、GIGA2年目以降の学校に並走する本になりました。【目次
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聞くことから始めよう! やる気を引き出し、意欲を高める評価
学校教育教師が児童生徒の指導と同様、もしかしてそれ以上に常に気にかけることになる学習評価。その評価について本書では、「学習の成果すなわち何を学んだかを評価すべきであって、生徒の意欲や態度で評価してはいけないと説いています。「頑張った態度」や「積極的な取り組み姿勢」ではなく、一人ひとりの能力を理解や社会への貢献という「結果」で評価するように切り替えていくこと。アメリカの教育現場でその有効性が確かめられてきた自己実現へ向けた方法と実践の記録を丁寧に紹介しています。【目次】第1章 エレベーターピッチ第2章 生
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教育原理
教育一般教育原理の教科書として活用していただける内容です。社会の変化に応じて、「教育」を成り立たせている仕組みや内容、そして「教育」に求められるものや捉え方も変わってきます。本書では15の章のなかで、現時点までにわかってきたことや、自分なりに考えるべき点が示されています。【目次】編者のことば/1章 教育の本質とその目的とは何か/2章 人間はどのように発達するのか/3章 近代教育への道/4章 近代教育とその思想/5章 学校教育を巡る思想/6章 近代以前の日本の教育史/7章 近代日本の教育史/8章 近代日本
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教育する心 10の視座 あなた、覚悟はできていますか?
学校教育永年教師を務めてきた著者が、小中学校の現場で見つめ、悩み、考えた教育実践の書。外からは窺い知れない指導の実相を体験に基づくエピソードによりわかりやすく紹介する。一人の子供と一人の先生が出会ったとき、そこに何が生まれ、何を学び、何を教えているのかは、外からは見えない。見えない指導の実相を、日々の生身の人間の姿で記し、その姿の中に教育の本質を探り、魅力と喜びを伝える。【目次】第一章「雨の日の水遣り」/第二章 詩「私も中学生」の世界が語るもの/第三章 生きる力は、豊かに「かかわる」力である/第四章 褒
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教育DXは何をもたらすか 「個別最適化」社会のゆくえ
教育一般学校や教師のあり方、児童・生徒の学びの大転換を掲げる「教育DX」。一見、魅力的な構想の能力主義的な問題を読みとき、個人の要求を基礎にした学びを対置。ケア的関係を軸に教育の人間的な関係の再構築を提示する。※本書は、大月書店刊『教育DXは何をもたらすか――「個別最適化」社会のゆくえ』の電子書籍版です。【目次】第1部 ここまで来ている教育DX 第1章 教育DXで変わる学校(谷口聡) 第2章 「能力や適性に応じて個別最適化された学び」がめざす教育とは(中西新太郎) 鼎談1 新自由主義改革は教育の
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教育鼎談 子どもたちの未来のために
教育一般なぜ学校は変わらないのか、ゆとり教育で学力は低下したのか、不登校をなくすためには?学びの現場、行政の現場で昭和・平成の教育と向き合った3人が、未来が求める教育を説く「開眼の書」。【目次】・教育とは太古的なシステムである・高学歴一辺倒の終わり・学校教育は缶詰工場ではない・学術は公共のもの・バイパスがあると学校に来なくなるのか・学校選択するなら一国二制度・落ちこぼれと浮きこぼれ・スケープゴートになった大学・教育予算を増やさない理由・令和の新合併論・進路は子どもに選ばせよ・子どもに休息を、学校に余白を