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それは私がしたことなのか 行為の哲学入門
哲学/思想正しい行為とは何かを問う哲学書では以下のような極限的事例が議論されます。「列車が暴走し線路上に立つ5人を轢かんとしている。ただし、眼前のレバーを引けば列車は1人しか轢かない別の線路へと入る。引くべきか否か、その選択はどんな理論で正当化されるのか……」。しかし、ジレンマに陥った中での苦渋の選択というものから、倫理について多くを学べるのでしょうか。我々の目指すものは、こうした状況で躊躇せず正しい行為を選び取れる、ということではないのではないでしょうか。筆者は、我々の理解から乖離しない倫理の解明に向け
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グラウンデッド・セオリー・アプローチ 改訂版 理論を生みだすまで
医学一般グラウンデッド・セオリー・アプローチとは現在看護学や医学、心理学、社会学などで盛んな「質的研究法」のなかでも特に広く関心を集めている方法で、簡単に言えば、現場から様々な生きたデータを収集し、分析して「理論」を創出しようとする方法です。では、実際はどうやるの? という初心者の渇望に応えて、その第一歩から理論生成にいたる全ステップを非常にわかりやすく説いたのが本書です。【目次】1 グラウンデッド・セオリー・アプローチの特徴1―1 グラウンデッド・セオリー・アプローチとはなにか1―2 データに根ざした
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ゴルゴ13 (213)
青年マンガ重慶にある老朽化した核施設を観光客に公開している中国。その施設の奥には核ミサイルが隠されていた。中国共産党を恨む技術者がその核ミサイルの発射を目論む。阻止を依頼されたゴルゴは観光客に扮し施設へ潜入するのだが…表題作『重慶の土龍』他『夢の国』『洋上の偽り』を収録!!【重慶の土龍】重慶にある老朽化した核施設を観光客に公開している中国。その施設の奥には核ミサイルが隠されていた。中国共産党を恨む技術者がその核ミサイルの発射を目論む。阻止を依頼されたゴルゴは観光客に扮し施設へ潜入するのだが…【夢の国】支持
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ロシアフォルマリズム 受容論 読者反応論 論文集Ⅳ
哲学/思想[プロローグより抜粋]文学の講義を聴き、あるいはテストを受け、それらが歴史なのか、伝記物なのか、心理学なのか、度々混乱してしまいました。その都度、文学テクストの言葉を通じて発現する多彩なイメージや香りを黙殺し、作品やジャンルに対する期待値を封印の上、文章芸術を強引に論説に鋳直さなければなりませんでした。(中略)求心的・排他的な読解法・教育法が、多くの読者を国語嫌いにしてきたのかもしれません。(中略)シクロフスキーの囁きは、まるで進軍ラッパのように聴こえました。「わたしは、文学理論における内的な法
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食べるスポーツ フードファイターの挑戦
ノンフィクション「69本のホットドッグ、93個のハンバーガー、110本のソーセージ……1日かけても、1週間かけても、食べられそうにない量だと思う? でもね、ぼくなら、どれもだいたい10分くらいで食べちゃうんだ。」数々の世界記録をもち、大食いをスポーツに変えた人物として知られる著者が、食べることのふしぎと魅力について語ります。世界を旅しながら食べた、おもしろくておいしそうな料理もご紹介!「みんなの研究」は、みんなの「知りたい」を応援する、あたらしいノンフィクションのシリーズです。
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あやし、おそろし、天獄園2
文学「怪童」が経営する遊園地「天獄園」を舞台にしたスピンオフ、その第2弾。今回は、ミラーハウス、ゴーカートといったアトラクションのエピソードにくわえて、ナイトパレードやスーベニア(おみやげ)にまつわるえエピソードも収録、怪童に誘われて開発スタッフとなった六条教授のアトラクションも登場する。その六条教授をライバル視するよどみの動向も気になるところだ。この本を読む前に「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」公式サイトに掲載されているエピソード「ミステリーヌ」を読もう! さらに天獄園が楽しめるぞ!