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吾輩は猫ではない、宇宙人である
文学地球観察のため、三毛猫の体を乗っ取って寄生した宇宙人が住み着いたのは、地方都市郊外のありふれた家庭だった。そして、そこに待っていたのは、野良猫同士のいがみ合い、猫LGBT問題、次から次へと起こる無理難題をどう解決する!どん底に生きる猫たちにも夢と希望はあった!【目次】吾輩は猫ではない、宇宙人であるデコイと兄弟狸ババア吾輩後記
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<標本>の発見 科博コレクションから
物理学科博の研究者14名がこだわり選んだ、絶滅種、絶滅危惧種を中心に150種超。四季折々の自然豊かな環境に、生物多様性を誇る日本列島。トキ、ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、クニマス、冬虫夏草、タガメ……美しいカラー図版に、それぞれの種にまつわるエピソードを添えて、絶滅の物語、復活の物語、科学の最前線を知る。種の保全につながる標本を「再発見」し、未来につなげる、日本列島の生物多様性をさぐるヴィジュアルブック。【目次】i. 幻となった生き物・ニホンオオカミ・ニホンカワウソ・トキ・トキウモウダニ・タカノホシ
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集まれ! みんなの瞬間 広田選 鉄道傑作写真158点
鉄道「鉄道写真の神様」として70年。そのファインダーを通り過ぎた「鉄道の瞬間」は数知れず。毎月刊行される「自薦傑作選」としての電子フォトブック【HIROTA SELECTION!】。巨匠の写真を長年追いかけてきた多くの鉄道ファンがいる。今回は「鉄道写真をもっとオトナの趣味に」を掲げて、そんな皆さんによる渾身の鉄道写真展を誌上開催!! プロジェクト主催者と広田氏自身によるトークも収録され、そこは鉄道写真の過去と現在と未来を語る場所となった。 【目次】 表紙、総扉、目次、広田×神谷対談「線路脇の
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ダイナミックな田舎暮らしのススメ 純粋に幸せに向かって生きる方法
ノンフィクション富士フイルムの科学研究員が、退職してあこがれの田舎暮らしを開始。そこに至るまでの紆余曲折。余っている家や土地の活用により低コストで自由な暮らしをする人が増えている。田舎暮らしを実現するためのキーは、お金でも情報でもなく、意外なものだった…【目次】はじめに第1章 田舎暮らしを始めて ~こりゃぁ凄いぞ!~ ☆☆コラム① 外国人もびっくり! ☆☆コラム② 実は瞑想がキーだった?第2章 ダイナミックな田舎暮らしって? ☆☆コラム③ 人参王国 ~目先よりも最終的な幸せを~ 空き家活用 ☆☆コラム④ 技術や
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精神医療ビジネスの闇 発達障害バブル、製薬マネー、人権侵害の歴史
精神病理過剰診断による発達障害バブル、精神科医と製薬会社の癒着、精神科病院の収容ビジネス、診療報酬の不正取得、訪問診療・訪問看護の悪用など、利益至上主義に走る精神医療業界の実態を暴いた一冊。【目次】第1章 作られた精神疾患ブーム第2章 精神医療ビジネスの構造第3章 薬に依存する精神医療業界第4章 大衆を騙す様々なトリック第5章 どのように精神医療ビジネスに立ち向かうべきか
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俳句が伝える戦時下のウクライナ ウクライナの市民、7人へのインタビュー
社会問題ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始開始して以降、ウクライナの人たちは何を思い、どのように暮らしているのか。ウクライナで俳句を詠んでいる7人に、俳句を寄せてもらい、インタビューを実施した。 10時間超のインタビューを通じて、過酷な状況下で暮らす人の姿が見えてくる。警報が鳴ったら家の中で2枚の壁の間に隠れる「2枚の壁ルール」。 警報が鳴ってミサイルが着弾するまでの40秒を息を潜めて数える生活。戦況報道だけでは見えてこない「戦禍の言葉」が生々しく語られる。【目次】はじめに父と二人、爆撃続くキーウの街で
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ロシアのなかのソ連 さびしい大国、人と暮らしと戦争と
社会問題2022年2月24日、ロシアのウクライナへの軍事侵攻により、「冷戦終結以後」の世界の終わりがはじまりました。ロシアはいったい何を考えているのか、さまざまな憶測も飛び交っています。1991年解体したソ連とはいったいなんだったのか、社会主義体制から資本主義に舵を切ったロシアの30年間とはなんだったのか。高校卒業後、ソ連・モスクワ大学に6年間留学し、NHKで40本以上のソ連・ロシア関係の番組を制作してきた馬場朝子さんに、自身の体験や現地で暮らす人の言葉をとおして案内してもらいます。【目次】はじめに ロ
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家族は他人、じゃあどうする? 子育ては親の育ち直し
しつけ/子育て42歳で父になった福祉社会学者、ままならない育児にジタバタの日々。娘と妻との対話から「ケアとは何か」を考えるエッセイ。「ぼくはいまだに、とっさに子どもをグイッと引っ張る癖がある」「でも、ふと考えるのだ。なぜ、ぼくはそそっかしいままで、妻は注意深くあるのだろう?」。自分のなかの「仕事中心主義」や「力ずく」のやり方(=男性中心主義)に気づき、ケアの世界にたどり着くまでの日々の記録。【目次】はじめに逃げるな、自分! 自己責任の外にある世界 「どうせわかってくれない」のか?「ちゃんとしなさい」の罪子育
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ソーシャルワーカーのための反『優生学講座』 「役立たず」の歴史に抗う福祉実践
福祉優生保護法による強制不妊手術、ナチスのT4作戦――障害者を「役立たず」とみなし、命を奪う優生思想。その一助を、戦前・後の社会福祉政策が担ってきた過去を、あなたは知っていますか? その延長線上に相模原障害者殺傷事件があるとしたら、あなたはどうしますか? 優生思想の歴史から今日までを、現場のワーカー向けに解説。過去の過ちから学び、「役立たず」の思想に抗う福祉実践を伝える、画期的な入門書! 社会福祉本来の役割である「個人の幸福の保障」を取り戻すため、今こそ現場に届けたい一冊。【目次】第1章 狭い現場か
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相談支援の処「法」箋 福祉と法の連携でひらく10のケース
福祉いま、地域福祉の世界で「断らない相談支援」の実現が目指されている。これまで各分野で行われていた相談が、今後は地域の身近な窓口で受け止められるようになる。そうすると、福祉サービスを調整するだけでは解決できない「困難事例」もやってくる。そのなかには相続や紛争解決といった法律問題も少なくない。そこで、本書では複雑なケースに役立つ法的な「見通し」を「相談支援の処『法』箋」として紹介。相談支援で利用できる資源として「法」を選択することで、ソーシャルワークを豊かにしよう。【目次】ケース0 この本の使い方ケー