ソーシャルワーカーのための反『優生学講座』 「役立たず」の歴史に抗う福祉実践
福祉 2420円販売終了
作品説明
優生保護法による強制不妊手術、ナチスのT4作戦――障害者を「役立たず」とみなし、命を奪う優生思想。その一助を、戦前・後の社会福祉政策が担ってきた過去を、あなたは知っていますか? その延長線上に相模原障害者殺傷事件があるとしたら、あなたはどうしますか? 優生思想の歴史から今日までを、現場のワーカー向けに解説。過去の過ちから学び、「役立たず」の思想に抗う福祉実践を伝える、画期的な入門書! 社会福祉本来の役割である「個人の幸福の保障」を取り戻すため、今こそ現場に届けたい一冊。
【目次】
第1章 狭い現場から少し距離をとって見つめ直す
第2章 「隠さない」実践
第3章 入所施設と向き合う
第4章 反「スケープゴート」の実践
第5章 「役立たず」の論理を問う
第6章 戦争にとっての「役立たず」
第7章 「役立たず」のルーツを問う
第8章 「普通」ってなんだろう?
発売日:2024/03/15
出版社:(株)現代書館