ベーシックインカムとジェンダー 生きづらさからの解放に向けて
社会問題 1980円販売終了
作品説明
ワーキングプアや失業者が増大する中、赤ん坊から高齢者まですべての人に無条件で最低限の所得保障を給付するベーシックインカム(BI)構想が議論を呼んでいる。従来の議論に欠けていたジェンダーの視点からBIの可能性、限界を検討。シングルマザー、セクシュアルマイノリティ、主婦、働く単身女性、学生…。性別役割分業と家父長制が蔓延る日本社会で家族単位の社会保障政策の周辺に置かれ、生きづらさと貧困をかかえる当事者が、BIを軸に社会構造の矛盾をめった切り。
【目次】
はじめに
第Ⅰ部 ベーシックインカムとジェンダー――現代社会における女の位置付けとべーシック
インカム第Ⅱ部 様々な「おんな」の立場から――ベーシックインカムを語る
第Ⅲ部 座談会 ベーシックインカムは家父長制を打ち破れるか
桐田史恵・瀬山紀子・野村史子・屋嘉比ふみ子・司会=白崎朝子
発売日:2020/12/18
出版社:ボイジャー・プレス
(株)現代書館
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