Passion ケアという「しごと」
福祉 1980円販売終了
作品説明
30年以上介護職をしてきた著者が、現場で頻発する暴力について考える。社会の底流に追いやられた介護者の「傷」が、弱者への暴力を生んでいる。支援が支配に変わった現場で、他者と共に生きるためのケアはいかにして可能か。
【目次】
はじめに
プロローグ――私の受難(Passion)と祈り
1章 かけがえのない記憶の結晶
2章 介護・介助現場の暴力の諸相
「本当に」殺したのは誰なのか?
支援が支配と権力に変容するとき
現場に蔓延する「相互暴力」
女性ヘルパー、いのちがけの妊娠・出産
戦争を生き延びた高齢者――沖縄からの宿題
沖縄への旅――高齢者介護の現場を歩いて
3章 彼女・彼たちの魂の物語――ともに生きるための挑戦
エピローグ――ケアという「しごと(mission)
あとがき
発売日:2020/12/18
出版社:ボイジャー・プレス
(株)現代書館
(株)現代書館