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作品説明
この本は、デジタル形式の資料とデジタル機器を歴史の研究に活用するための、基礎的な作業の手法を解説するガイドブックです。どのようなツールを使えば何を解決できるのか、という基本的なことがらを学習しましょう。本書を読むために必要な知識としては、コンピュータの起動と終了、マウスを使ったファイル操作、ブラウザによるウェブ閲覧、簡単な文書作成ができるという程度を想定しています。この小冊子ですべてを解説しつくすことはできませんが、登るべき「山」のとば口までご案内できればと思います。本書を読み終わったあとは、巻末の読書案内を手がかりにして、さまざまなマニュアルや教材を読んで次の段階に進んでください。この本では、歴史研究の作業を、コンピュータというツールを用いた実習を通じて学びます。コンピュータによる効率のよい分析・共有を可能とするために、資料の全文テキストデータ版を作成するという目標を置きます。コンピュータに文書を適切なかたちで与えてやることで、人間の眼だけでは不可能なことを機械の力で実現するための基盤をつくります。(本文より抜粋)
【目次】
一 はじめに
二 食材をそろえる──資料の複写
三 包丁をそろえる──作業環境の用意
四 食材の仕分け──ファイルとディレクトリの操作の基本
五 下ごしらえ──デジタル画像からテキストファイルをつくる
六 料理本番──テキストの修正
七 仕上げ──テキストに構造と意味を与える
八 盛り付け──データの公開へ
九 賞味する──分析の方法
読書案内