瀬戸内海の小豆島から、デジタル発のマガジンが刊行。その名も『その船にのって』。島民たちが力を合わせ、生まれ育った地域のくらしや文学をデジタルで世に発信していきます。忘れ去れてしまったであろう100年前の島の物語…スマートフォン・パソコンから覗いてみてください。
作品一覧
-
二十四の瞳
著者:壺井栄 〈432円〉
瀬戸内海べりの一寒村の小学校に赴任したての先生と個性豊かな12人の教え子たちによる人情味あふれる物語。 -
紙一重
著者:壺井栄 〈432円〉
私立K脳病院には二百人の変てつ者が暮らしている。それは破れた風船を心中に抱いているような人々だった。 -
桟橋
著者:壺井栄 〈378円〉
皆から仲間はずれにされていた千代だったが手をとって笑い、走るきっかけを作ってくれたのがミユキだった。 -
花の旅路
著者:壺井栄 〈324円〉
どんどん焼きやの小母さん。今ではしがない暮らしではあったが、たった一つ、人の知らない宝ものがあった。 -
屋根裏の記錄
著者:壺井栄 〈378円〉
島の南端S港の村にある飲食店「おきん」。コウの記憶に消しがたい印象を残した数々の女たち。 -
まずはめでたや
著者:壺井栄 〈378円〉
思想犯の夫を刑務所にさらわれ敬遠されている私。しかしたった一人私に声をかけてくれたのが茂やんだった。