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加藤治郎アンソロジー1
詩/短歌/俳句ひとしきりノルウェーの樹の香りあれベッドに足を垂れて ぼくたち『サニー・サイド・アップ』の出版は一九八七年。(中略)短歌という伝統詩が生まれ変わってゆく、その最初の動きを感じさせる象徴的な一冊だった(穂村弘 解説より)。加藤治郎の第一歌集『サニー・サイド・アップ』、第二歌集『マイ・ロマンサー』、第三歌集『ハレアカラ』に加え、岡井隆、春日井建、井辻朱美、荻原裕幸の書評を再録。解説は、穂村弘が書き下ろし。山本浩貴(いぬのせなか座)は、制作ノートを綴る。 【自選5首】ほそき腕闇に沈んでゆっくりと「月光
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ことばと vol.9
文学最後のことばとをお届けします。そう、この号をもって、本誌は(ほんとうの本当に)終刊を迎えます。2020年4月の創刊以来、幾多の試行錯誤と心機一転を続けながら続けてきたことばとの旅も、遂に終着駅に到着し(てしまい)ました。これに伴い、ことばと新人賞も今回で終了となります。これまで沢山のご応募、ありがとうございました。最後を飾るにふさわしい、とてもことばとらしい受賞作が選ばれました。恒例の選考会全採録とともに、ぜひお楽しみください。共にことばと新人賞の受賞作家である福田節郎、池谷和浩の新作短編もこと
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しるもの読物
エッセイ味噌汁、シチュー、冷や汁、コーンスープ、コーヒー、紅茶、めんつゆ……四季折々の「しるもの」にまつわる風景を、エッセイ、ブックエッセイ、連作短編小説で描き出す、著者の新境地!帯コメント:滝口悠生(小説家)季節、土地、時代によって形を変える「しるもの」。その味つけや具材や歴史に思いをいたし筆を向ければ、言葉もまた、ときに随筆に、ときに小説に、と形を変える。これぞ文芸の椀。【目次】早春 豚肉とベーコン・シチューの壁・胡麻すりと豚汁・パンと白いシチュー初夏 トマトの皮と色・きゅうりのしるもの・ミネストロ
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ねむらない樹 vol.13
詩/短歌/俳句【特集1 第8回笹井宏之賞発表】◎大賞砂崎柊「虹を脱走した色たちへ」◎大森静佳賞碓井やすこ「Retrospect」◎永井祐賞神藤丞「パノラマ」◎山崎聡子賞高橋寧「プレイ」◎山田航賞湯島はじめ「夜の者」◎金川晋吾賞金森さかな「vivid」◎選考座談会大森静佳×永井祐×山崎聡子×山田航×金川晋吾最終選考候補作 【特集2 アンケート2025年の収穫】石川美南 瀬戸夏子 枡野浩一 吉川宏志 佐藤弓生川野里子 藪内亮輔 荻原裕幸 千葉聡 尾崎まゆみ土岐友浩 梅内美華子 藤原龍一郎 【新作15首】初谷むい
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眠りの市場にて
詩/短歌/俳句とうめいな野原にとうめいな野原を 痛むのは縫い合わすときだけ 「この歌集は夢と同じ言葉で書かれている。ここまで徹底して静かな、酸素のうすい夢の言葉で綴られた歌集が、かつてこの世にあっただろうか」(大森静佳さん/栞より) 「ちぐはぐとおもわれた言葉たちはおそらくあるべくしてそこにある。少なくともこれは笹川さんによってちからを吹き込まれた表現なのだとわかる」(江戸雪さん/栞より) 「この歌集で提示される鮮やかな詩情には驚かされる。(略)歌人は、言葉の鮮度の生命線として、敢えて「詩の痛み」に手を伸ばし
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BEAM
詩/短歌/俳句重量と解像度、身体感覚とポップスの線の上に立って踊る、「ラインステッパー」の歌────Moment Joon(ラッパー)【収録歌より】目覚ましは朝が来るまで鳴りそうになり続けてる 瞳のBUNNY頭の中のどこにも戻れないことをひそかに心細く感じたどうだろう 花のチャージは一粒のポップコーンのチャージにとって 君の永遠は力試しに費やしてみてほしい 飾り天使のコーラス・ワーク そのときのとても見事な青海波をあなたはどんなふうに忘れない 【栞】瀬戸夏子「次があれば、君の身体は」大森静佳「叫びとアイロニ
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望遠鏡と天文学者 「すばる」との1826日
エッセイしし座流星群に思いを馳せた宮沢賢治の心象風景。満天の星を見上げながら想像する、江戸時代の空。葛飾北斎の浮世絵版画に描かれた「有明の月」。科学者の随筆に名作が多いことはよく知られている。最も有名なのは寺田寅彦(物理学者)で、現在も多くの科学者が愛読している。著者もまた、その一人。ハワイ島での観測生活を中心に、科学者らしい鋭い視点と繊細な観察眼をもとに「天体と人間と社会」について400 ページを書き下ろした。【目次】プロローグ第1章 天文学者への道のり第2章 ハワイ島へ星第3章 流星群第4章 銀河の
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月刊 ココア共和国 2026年2月号
詩/短歌/俳句毎月読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、菅沼きゅうり、渡ひろこ、繭中舞百合、トウソクジンの6名。投稿詩傑作集として47名、佳作集には80名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【目次】今月の1行 - 夕空しづく秋亜綺
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狂犬侯爵は訓練士令嬢にしか懐かない ルーニカノベルス
ライトノベル子爵令嬢でありながら、犬の訓練士を目指すセレスティーヌ。ある日のこと、侯爵家から貧民窟育ちで手のつけられない「狂犬」少年ゲレオンが預けられる。彼の純真さと不器用な優しさに触れたセレスティーヌは、気づけば世話を焼くのが当たり前になっていた。すると、誰の言うことも聞かなかった彼が、なぜか彼女にだけは素直に従うようになり……。やがて侯爵位を継ぎ、立派な貴族へと成長したゲレオンは、年頃の令嬢たちの間で話題の存在に。将来を思えば距離を取るべきなのに、相変わらず彼はセレスティーヌにべったりで……。そんな中、
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問いつめられたおじさんの答え
エッセイ耳の聞こえないひとは、どうやって聞くの?どうしてみんな、携帯ばっかり見てるの?家族って、なんですか?どうして嘘をついちゃいけないの?どうしてこんなに暑いの?友だちって、必要?勉強って、役に立つの?人はどうして死んじゃうの?――子どもに聞かれたら困るその質問、おじさん=漫画家・いがらしみきおが答えます! 「webちくま」(筑摩書房)の人気エッセイ連載、待望の書籍化。東日本大震災とコロナ禍を経て、『ぼのぼの』『I【アイ】』の漫画家・いがらしみきおがまっすぐ、そしてユーモラスに、素朴な疑問への答えと世
