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加藤治郎アンソロジー1

加藤治郎 詩/短歌/俳句 2420円

販売終了

作品説明

ひとしきりノルウェーの樹の香りあれベッドに足を垂れて ぼくたち

『サニー・サイド・アップ』の出版は一九八七年。(中略)短歌という伝統詩が生まれ変わってゆく、その最初の動きを感じさせる象徴的な一冊だった(穂村弘 解説より)。

加藤治郎の第一歌集『サニー・サイド・アップ』、第二歌集『マイ・ロマンサー』、第三歌集『ハレアカラ』に加え、岡井隆、春日井建、井辻朱美、荻原裕幸の書評を再録。解説は、穂村弘が書き下ろし。山本浩貴(いぬのせなか座)は、制作ノートを綴る。

【自選5首】
ほそき腕闇に沈んでゆっくりと「月光」の譜面を引きあげてくる
荷車に春のたまねぎ弾みつつ アメリカを見たいって感じの目だね
たぶんゆめのレプリカだから水滴のいっぱいついた刺草(いらくさ)を抱く
にぎやかに釜飯の鶏ゑゑゑゑゑゑゑゑゑひどい戦争だった
外苑の雪に埋(う)もれた猫の目のうすあおければまた歩きだす

【目次】
『サニー・サイド・アップ』1987
『マイ・ロマンサー』1991
『ハレアカラ』1994
——
批評再録
岡井隆 『サニー・サイド・アップ/マイ・ロマンサー 加藤治郎歌集(2in1シリーズ)』解説
春日井建 口語のかおる部屋のサニー・サイド・アップ 
井辻朱美 誠実なハードボイルドー外界に対する清潔なセンサーという主体
荻原裕幸 この世はすべて短歌である 加藤治郎『マイ・ロマンサー』
——
穂村弘 解説 加藤治郎の登場の頃
——
山本浩貴(いぬのせなか座)「加藤治郎アンソロジー」制作ノート―詩型融合、レイアウト、そして芸術諸ジャンルに向けた「詩歌」の「救出」へ

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発売日:2026/02/13
出版社:書肆侃侃房

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