作品数:793作品
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ぼくらの時代の本
エッセイある時はFlipboardやSmartNewsのデザインを手がけ、ある時はクロス箔押しの豪華本をプロデュースし、ある時は出版スタートアップにアドバイス。メディアの垣根を越え、国の垣根を越えて活躍する著者が、その活動から得たものとは。本と出版に向き合おうとするすべての出版者、デザイナー、開発者に贈る7つのエッセイ。 【目次】 第一章 「iPad時代の本」を考える――本作りの二つのゆくえ 第二章 表紙をハックせよ――すべては表紙でできている 第三章 テキストに愛を――こんなEリーダー
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電子本をバカにするなかれ
エッセイ電子書籍元年、紙の本はいずれ亡びる――そんなバカな! せわしないビジネス談義の前に、電子化への動きを五千年におよぶ長い書物史・文明史の流れのなかで とらえなおしてみよう。二つの本のかたちが共存する新しい時代が見えてくるはずだ。 電子本黎明期より本と出版の未来を考察してきた第一人者による明快な読書論。 書き下ろし<書物史の第三の革命>と、萩野正昭氏との対談も収録。
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ニコニコ通信
エッセイ古道具屋の日常を十数年にわたり書き綴った不定期刊行物『ニコニコ通信』の完全復刻版。著者による手書原稿を通信そのままの形で掲載。本書のもとである『ニコニコ通信』の発行部数は現在約20部。著者によって恣意的に選ばれた読者へ直接送り届けられる。中には作家や芸術家など著名人も多い。通信の内容は、古道具屋の日常、客の生きざま、回想録、夢の話、漫画・音楽の紹介など。これらが著者の切り口で鋭く繊細に描きとめられている。古道具を巡る人と物との関係を綴ったその内容はユーモラスで著者独自の世界が垣間見れる。