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活字地金彫刻師・清水金之助 かつて活字は人の手によって彫られていた
版画/彫刻活字地金彫刻師・清水金之助の半生の記録。活字地金彫(種字彫刻)とは、活版印刷で使われる活字のもととなる母型(凹型)を作るための、さらにもととなる種字を、鉛と錫の合金である活字材に原寸・左右逆字でじかに凸刻していく技術のこと。清水は、わずか数mm四方の小さな活字材に、下書きもなくまたたく間に美しい文字を彫り上げ、その文字は新聞や書籍に使用された。彼はいかにしてその神業を身につけたのか? 魅力的な語り口をそのままに、聞き書きをまとめた一冊。【目次】序文口絵はじめに――「活字地金彫り」とは長生きできる
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Essential わたしの#stayhome日記2021-2022
絵画/作品集2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けている今日マチ子さん。2021年4月ー2022年4月までのイラストと日記を記録した作品集。オリンピック、ワクチン接種など、大きく揺れた2021-2022年。普通の人の、何気ない1日を、美しい色彩で記録しています。【目次】各月ごとに時系列に日記を掲載しています。
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愛情観察NEO
写真一般異例の売れ行き(4刷6,000部)を記録した写真集『愛情観察』、第二弾。女性から熱烈に愛され、女性を熱烈に愛する写真家による最新作品集。「カメラ自体がまるで欲情しているような、セクシャルで被写体との距離がゼロに近い写真たち。だけどなぜだろう、いやらしさや嫌悪は全く感じず、どこか羨望に近いものを抱かせる。写っている女性は私ではないのに、「こう見られたい」「こんな風に求められたい」という私の中にある願望を覗かれているような肉体の切り取り方をされている」--岡藤真依さん(マンガ家)
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ミスターフィギュアのフォット、一息
写真一般ミスターフィギュアは、好奇心旺盛な中年ビジネスマンの筆者をモデルとしてつくられた。筆者は片時も離すことなく、ミスターフィギュアを持ち歩き、思いついたように写真を撮り直感的にメッセージを添える。本書はそんな著者の10年間の集大成。洒落に隠されたメッセージが深い。笑って癒される、洒落の宝庫。
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大人もハマる!韓国ドラマ 推しの50本
演劇ハマる人続出!社会派サスペンス、壮大な歴史スペクタクル、SFにアクション、スリラー…近年、質量ともに世界を席巻している韓国ドラマ。恋愛やイケメンだけではない、大人が見る価値のある厳選50作をドラマ通が熱く紹介。※本書は、大月書店刊『大人もハマる!韓国ドラマ 推しの50本』の電子書籍版です。【目次】序章 韓国ドラマはなぜブームになったのか?1章 ドラマティックな韓ドラの真髄! 涙と笑いの激アツ時代劇ドラマ2章 古い常識をぶっとばす、新時代のヒーローたちの痛快エンタメドラマ3章 女性の強さとともに弱
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映画と写真
写真一般本書は、映画「ブレードランナー」や「ファニーフェイス」、「ローマの休日」など20世紀の名作映画と写真との深い結びつきや関係に迫ります。それを探ることで、写真メディアだけが有する魔力と魅力に再び気づき映画鑑賞に新たな味わいや視点を提供します。『映画』と『写真』各々のジャンルに切り分けられ突き進んできた20世紀的映像が、物語と想像力の中で接近し映画の中に着床している様子には震えます。その儚く危うい知的表現が、映画に奥行きと魅力を与え時代を超えた名作たらしめています。『映画X写真』で興奮度10倍!
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熊猫的時間
写真一般食べて遊んで眠って食べて…ゆる~く生きたっていいんです! ストレスとは無縁の(?)のびのび生活するパンダたちの日常を追いかけました。 白黒でもふもふなだけじゃない、リアルでマイペースなパンダたちのおうち時間をのぞき見してください! ※本写真集は、臥龍中国パンダ保護研究センター、中国パンダ保護研究センター都江堰基地、和歌山アドベンチャーワールドなどで撮影したものです。
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古代ローマモザイクを巡る旅 チュニジア編 テルマエ・ロマエだけではなかった? 地中海世界に広がる楽しくて美しい石の絨毯の魅力が満載の本
芸能/美術一般チュニジアは古代ローマ帝国のアフリカ属州の一部にあたります。帝国の西部ではイタリアに次ぐ裕福な地方だったこの地に残る多彩なモザイクを、当時の世相や生活・文化、歴史的背景やモザイクの発達過程、デザインの美しさ、果ては著者たちの妄想まで、マニアックにとことん追求。モザイクの世界を真面目だけど楽しくあらゆる切り口で紹介しています。モザイク旅行のお供のガイドブックとして、そして読み物としても楽しめる内容です。【目次】旅のはじめに チュニジア基本情報 古代ローマ帝国とチュニジア モザイクの旅おすすめスポ
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ジャパニメーションの成熟と喪失 宮崎駿とその子どもたち
芸能/美術一般転換点たる「もののけ姫」以降、時代の困難と「大人」としての責任を作品の中で問い続けた宮崎駿。その「子ども」としての新海誠、庵野秀明、細田守ら新世代の作家の作品群を横断的に批評し、現代日本における「成熟」を問う。【推薦】中島岳志(政治学者、『「リベラル保守」宣言』ほか)【目次】I 大人になるための宮崎駿論――『もののけ姫』と『耳をすませば』1 「大人の仕事」としての『もののけ姫』2 『耳をすませば』に背中を押されれば3 『もののけ姫』の成熟と喪失II はじまりの宮崎駿――『風立ちぬ』論III オト
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ShINC.MAGAZINE-D/02
写真一般ShINC.MAGAZINE-D創刊第2号 立木義浩が高解像度カメラで東寺を撮影した「東寺遍照」はマイクロソフトのDeep Zoomで1億画素の画像を拡大して見ることができます。今号から連載が始まった加藤正樹のMind Treeは「スタンリー・キューブリック」。小学校から学校をサボっていた少年が世界の映画監督になるまでの知られざるエピソードを紹介しています。他、田口まき「秘密の庭」/ ShINC.Finds:遠藤文香「カムイ・モシリ」ShINC.Thinksは「写真集のマーケッティング」について