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みんなの教育 スウェーデンの「人を育てる」国家戦略
エッセイ少子高齢化や不況を乗り越え、急成長を遂げる北欧の高福祉国家・スウェーデン。彼らはなぜワークライフバランスを保ちながら経済成長、多文化共生、持続可能性を同時に実現できるのか? 幸福と成長を両立させるスウェーデン式・教育制度の秘密に迫る。【目次】第1章 スウェーデンの起業家精神教育 川崎一彦1 いま求められる教育とは?2 スウェーデンの起業家精神3 スウェーデンの就学前教育4 子どもの権利としてのエデュケア5 日本での実践は可能か?第2章 スウェーデンのアウトドア教育 西浦和樹1 北欧の創造性教育と
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無垢の歌 大江健三郎と子供たちの物語
エッセイ大江の描く子供たちは、なぜ印象的なのか? 『芽むしり仔撃ち』『洪水はわが魂に及び』から『治療塔』まで。物語に登場する子供に注目し、〈無垢〉への比類なき想像力にせまった、画期的な大江論。読まず嫌いのまま大人になった人へ。これから大江文学と出会う世代へ。【目次】第一章 チャイルドライクな文学のために第二章 学生作家の栄光と不安第三章 赤んぼうの敵第四章 一九六九年のパーコーメン第五章 鳥は歌い、鯨は叫ぶ第六章 逆転また逆転第七章 反時代的ゲーム第八章 神隠し願望…第九章 男たちよ!第一〇章 「ただい
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自己矛盾劇場
エッセイ「あの人は、人の〈批判〉ばかりしている」という〈批判〉、これが自己矛盾です。世の中に苛立ちと不毛な争いをもたらす大きな原因の一つがこの人間心理の負の側面であり、インターネットやSNSの発展によって表舞台にあふれるように出てきています。「自己矛盾」が生まれる心理の歪みと社会との関係を身近な事例を取り上げながら模式・可視化します。本書の目的は、知の構造を見据えつつ自分自身と対峙するための思考法を提案すること。メタ認知への扉を開く格好のテキストです。-「はじめに」より【目次】モグラ劇場(四コマ漫画)第
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「無理」の構造
文学努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。本書では、「世の中」と「頭の中」の関係を明らかにし、閉塞感や苛立ちの原因に迫ります。抵抗が無駄に終わる原因の一つは、「自然な流れや法則に逆らっている」ことにあります。つまりどこかに「無理」があるということなのでしょう。本書では、読者の頭の中の「コペルニクス的転回」に挑戦します。―「まえがき」より本書のタイトル、〈「無理」の構造〉は、〈理(ことわり)なきことのしくみ〉、あるいは〈理不尽さのメカニズム〉です。【目次】第1章 錯覚の積み重ねと「三つの非対称
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メガコメット 古代人の贈り物
SFオリジナルの宇宙観をもとに、田舎街の人々の奮闘を描く。巨大彗星が月へ接近し、田舎の研究所員たちと引きこもり男が、軌道を変えようと奔走する。地球生命存続のため、宇宙局が打ち上げた「ノアの箱舟」が、太陽系内に潜んでいた地球外知的生命体に危害を加える事態となる。地球にやってきた彼らと国軍が対峙するが、軽くあしらわれてしまう。地球の古代人の末裔と思われる知的生命体が現れ、彼らとの間に入って仲裁してくれたのだが、その勧告を無視して再び地球人は窮地に陥る。【目次】第一章 メガコメット 宇宙からのお客様 石板
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目が覚めたら、聖女に片思い中の幼馴染みとの結婚式でした ルーニカノベルス
ライトノベル目覚めたら、幼馴染みのラントとの結婚式の最中で驚くミュゼル。彼は聖女に恋をしていたはずなのになぜ? それになんだか大人の男性になっているような? どうもミュゼルは六年間も眠り続けていたらしく、彼は今、国の最高魔法士になっているという。混乱するミュゼルだが、彼はミュゼルにとって幼い頃から貧民街で苦楽を共にしてきた一番大事な人。偽装結婚と思いつつ彼のためにと受け入れるが、彼は毎夜のようにミュゼルを抱き、頻繁にキスもしてきて……!? 一方ラントは、ミュゼルのある重大な秘密を抱え、一人苦悩していた――。
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モツレク〈学園〉
文学この私小説は半世紀前の出来事をもとに、30年ほど前に書いたものです。ただ内容が亡くなった友人に係るため、お蔵に納めておりました。このたび、以下を伝えたく出版いたしました。・1960年代の学園と、その生徒たちのテンパラメントの記憶を残しておきたかった。・この小説の主題である「十代」の大切さを、過酷だった団塊世代の大学受験に絡めて著し、現代の子を持つ親に伝えたかった。 ・小説全体を流れる自身の音楽への愛と、音楽による救済をMozart レクイエムの流れに乗って表現させていただいた。【目次】まえがき1