-
あなたと四角い箱の中。
ボーイズラブ医師の込童(こみどう)は、ある日、代理でやってきた医療機器営業マンの村上が、商談中に目の前でフラれるという瞬間に立ち会ってしまう。以来、村上のことが気になっていた込童は、仕事帰りにエレベーターの中で彼と閉じ込められてしまい──【目次】1あなたと2四角い3箱の4中。
-
黒崎の手帳
ボーイズラブ弁護士の黒崎はある日、学生時代に片思いをしていた友人の一ノ瀬から、30年ぶりに電話がかかってくる。その内容は「今、警察にいるから、釈放してくれない?」と言うものだった──【目次】プロローグ 1 ( 手帳 )2 ( 芯 ) 【幕間】 3 ( クリアファイル ) 4 ( 手帳 再 )エピローグ
-
半夏生 異界奇譚
ライトノベル女子大生のゆまが、父親の故郷で過ごした夏の出来事。従兄弟達のお守り役で訪れた川で、異界へと足を踏み入れた彼女は、あらゆる男たちに抱かれる運命をたどる。 最後に彼女が選んだ道は——。 【目次】 序 章 半夏生 第一章 溽暑 第二章 風死す 第三章 肌脱ぎ 第四章 夏の果 終 章 異 界
-
僕はこうして生まれてきた
エッセイ結婚直前の29歳の女性が、コロナワクチン接種後に意識不明となって、この世を去りました。この絵本は、彼女が生前に描いた絵コンテを遺品整理中の母親が発見し、「娘がこの世に存在した証」として母親が出版を決心したものです。「生きる」というメッセージが何度も書かれており、これは「生きたい」と願う心の奥の叫びでもあると思います。絵自体もシンプルですが、何度も読み返すことで人それぞれが深く考えさせられる内容です。ごく普通の女性がレポート用紙に思いつくままに書いた絵コンテと文章に、お気をとめていただけたら幸いで
-
ミステイク、リテイク、イコール、ラブ。
ボーイズラブサラリーマンの獅堂(しどう)は、ある日遅刻しかけた商談に向かうため、タクシーを呼び止める。その時声が重なり、一所に呼び止めていた相手は、アイドルグループ「クリティカル」のメンバー日路(ひじ)だった。ひょんなことから同乗することになった二人は──【目次】プロローグ1 23 4 5 6 7 エピローグ
-
新メガコメット 古代人の正体
SFビリーが何者かに拉致され、マユとマイは国軍の協力を得て救出に向かう。月の異星人が姿を現し、地球人に同盟を迫る。異星人と古代人のどちらを信じるべきか世論が分かれるなか、宇宙局のジムはある計画を地学研究所の所長に打ち明ける。宇宙局と研究所が異星人に襲われる。国軍上層部は成果を上げられない司令官を疑う。マユとマイは、ボブとともに亡き母の国を訪ねる。脅しに屈した地球の各地に、異星人の基地が設置される。研究員たちは連絡が取れなくなった古代人を探し当てるが、そこに異星人の戦闘虫が襲ってくる【目次】第一章 双
-
猫間川をさがせ
文学商業の中心地として栄えた近世の大阪はまちに堀川が巡らされ運送路として利用されていた。近代都市化のなかでそれら堀川には埋め立てられて姿を消したものも多い。西横堀川、長堀川、蜆川、鯰江川……。それら埋められた川のなかで唯一、自然河川でありながら現在完全に埋め立てられて姿を消した川がある。その名を「猫間川(ねこまがわ)」という。大阪に住む人たちからもほとんど忘れ去られようとしている猫間川を記録と記憶の両面から残しておくべく、河口部から幻の源泉部までを追った。【目次】序章河口物語のなかの下流鵲橋幻影中道
-
Mariko and Kei Youth Dedicated to the Liberation of Asia Part 1: The Liberation of Singapore
文学This battle is a battle for the liberation of Asia. It is a battle to free the Asian residents who have been treated like slaves and livestock by the white people of Europe and America for hundreds of years and to return the colonies to the hands of
-
愛と絶望の彼方に 壮絶な過去から辿り着いた鍼灸師の半生
文学東京下町の長屋で血縁のない人々に囲まれた生活を余儀なくされた著者の自伝。育った家では肉親ではないという理由で虐げられてきた経験も……幼いながらに早く家を抜け出したいと思い、20歳の時に家出を決行。大学、社会人、妻との出逢い、鍼灸との邂逅、肉親の誕生、教師、歌手、参議院選挙出馬など数々のキャリアを経て振り返る、これまでの人生の軌跡。身寄りのない環境で育った著者を変えたさまざまな出会い、ただ、意志をもって行動すれば自身の道は拓かれる。壮絶な過去から辿り着いた著者渾身の実話。【目次】目次その1 東京の
-
観測者の杜
詩/短歌/俳句コンサルタント、セミナー講師として講習生累計70 万人の実績を携え企業経営の傍らサンマリノ共和国大使館の特別顧問として活躍している著者。拠点は地元鹿児島県鹿屋市に置き、自然と共に自然が発する声に耳を傾け、自然の微かな変化に目を凝らし続け自身の身体を通過した自然からの60のメッセージを珠玉の言葉につむぎました。どんなに社会が変化しようと人間は自然の中で生かされていて、混沌の時代であるからこその自然回帰を思い起こさせる、現代人に必携の書を和文英文オールカラーで、館野二朗氏の写真と共に世界中にお届けし