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三木清『人生論ノート』を読む〔電子書籍版〕
哲学/思想死とは何か、幸福とは何か。虚栄と名誉、怒りと憎しみ、愛と嫉妬、孤独への恐れなど、人間であるかぎりまぬがれ得ないこうした感情とは何か。人間だからこそ生じるこうした問いに、哲学者・三木清はどうこたえたか。1941年の刊行以来、多くの読者に人生の指針として長く読み継がれてきたロングセラー、三木清『人生論ノート』を、現代のベストセラー『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎が読み解く。珠玉の人生論。【目次】1 死と希望──「死について」〈前半〉を読む2 幸福と成功──「幸福について」「成功について」を読む3 虚
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三角寛「サンカ小説」の誕生
文化/民俗「説教強盗」「満州事変」「2.26事件」。三角寛は朝日新聞の事件記者から、その後『婦人サロン』『オール読物』等でサンカ小説家として、一世を風靡する流行作家に。彼の作品から、戦争とテロによって崩壊にいたる戦中の日本精神史を探る。「三角寛サンカ選集」全15巻(小社刊)で平成のサンカブームを喚起した。船戸与一氏推薦。【目次】はじめに序章 池袋・人生坐の「日の丸」第一章 疑惑の朝日新聞記者「三浦守」第二章 説教強盗の暗躍と昭和天皇の即位大礼第三章 岩の坂貰い子殺し事件の謎と『婦人サロン』第四章 浜口雄幸
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「邪馬台国」と不弥(ふみ)国の謎 —倭人伝の国々の真実—
日本史一般これまでの論は邪馬台国を女王国と考え、邪馬台国を探し求めてきた。しかし、倭人伝には里数行程の最後の不弥国が女王国と書かれていた。邪馬台国は博多湾岸から有明海までを領土とする大国で、水行十日陸行一月とは郡から邪馬台国の北の海岸までの距離であった。国の中に国があり、邪馬台国の中に女王国と呼ばれた不弥国があり、女王国の所在地は佐賀平野の吉野ヶ里遺跡であった。解読した内容を「女王国より以北」「女王国の東」「倭地周旋五千余里」と比較するといずれの文にも一致し、倭人伝を正しく解読できたことが証明された。【目
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新着作品
邪馬台国の研究 歴史工学に基づく魏志倭人伝の解明
日本史一般人類が山積する複雑な多くの問題に適切に対応し「持続的で幸福な社会」を実現して行くためには、歴史の真実を知り、日本文明の原点に立ち返って、新しい文明の在り方を模索する必要があります。一方、近年、科学技術の進歩により、遺伝子の解析、超音波による地中の探査、発掘物を分析するための諸々の手法が利用できるようになり、古代史の解明に科学的なアプローチが適用できるようになりました。筆者は、古代史の真実を解明するために有効な方法論として、「歴史工学」を開発しました。本書では、長い間、論争の的となっている魏志倭人
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山田わか 生と愛の条件 ケアと暴力・産み育て・国家
哲学/思想〝奪われた性〟から〝愛国女性〟へ。「愛」と「殖やす」の違和感。山田わか(1879-1957)の思想から、21世紀の産み育てる性を〝私も〟考える。教育とケアに関するテキストにも最適。【目次】序 章 愛の飛翔と切断――人間と教育を学ぶために 望月雅和第一章 イライザ・ドゥーリトルの憂鬱(一) 大友りお第二章 イライザ・ドゥーリトルの憂鬱(二) 大友りお第三章 女性の商品化と越境――出会いの地アメリカ 纓坂英子第四章 対人援助と人道主義――山田わかにおける法と思想の原理 森脇健介第五章 山田わかの反女
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山梨の古城
日本史一般朝日新聞山梨版に2011年4月から2013年9月にわたって連載された「城の歴史散歩」全100回を収録。歴史ロマンに満ちた興亡はもとより、個々の城の構造や特徴を日本城郭私学会会員の著者ならではの観点で解説している。城跡に残る土塁や空堀・堀切など、先人が築き上げた不振を想像しながらめぐるのが、城歩きの最大の魅力。現地の地図や写真もふんだんに掲載されており、ハイキングをする方にもおすすめである。【目次】■国中地域 /躑躅ヶ崎館、要害城、熊城、湯村山城、勝山城、右左口砦、金刀比羅山砦、平瀬烽火台、川田館
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Your Life as Art 自分の人生を創り出すレッスン
哲学/思想自分の人生をアートとして見る。そう、本書のタイトルにある通りだ。アーティストがアートを創り出すように、あなたは自分の人生を創り出すことができる。自分の人生をそうやって捉えられるようになると、世界は一変する。人生を構築するプロセスにもっと主体的に関わるようになる。本当に創り出したいことをもっと創り出せる。――イントロダクションより【目次】日本の読者のみなさんへイントロダクション第1部 人生のキャンバス第1章 創造プロセスの実際第2章 アーティストに学ぶ第2部 人生を創り出す第3章 愛と欲望第4章
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有と無 見え方の違いで対立する二つの世界観
哲学/思想「ある型」の思考回路は、「あるもの」に目を向ける。「ない型」の思考回路は、「ないもの」も視野に入れる。その両者の圧倒的ギャップが世の中を動かしている。そのメカニズムとは?私たちの「ものの見方」には、突き詰めれば大きく二つのタイプ、すなわち「ある型」思考と「ない型」思考がある。この両者間の「ギャップや認知の歪み」が世界を動かしている……と著者は説きます。本書では、「世の中そう簡単に二択で表現できるものではない」という疑問にも丁寧に答えながら、「二つの思考回路」が織りなすギャップや衝突のメカニズムを
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夢みる名古屋 ユートピア空間の形成史
日本地理名古屋という都市を論じる書の決定版!名古屋をテーマにしながら、たんなるご当地本ではない、非常に大きなスケールで名古屋が論じられ検討されている。ういろう? 味噌カツ? シャチホコ? 名古屋城? よそ者に閉鎖的? 名古屋といえばこんなイメージだが、こういったブツやらなにやらのイメージからあえてはなれ、現代思想を道具としてもちい、名古屋という都市の形成過程を歴史的に追うことで、名古屋という都市空間の一般的な性格を導き出す。改めて、名古屋、ひいては都市一般を考える上で必須の一冊。【目次】第一章 1918
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ヨノナカを変える5つのステップ マンガでわかるコミュニティ・オーガナイジング
哲学/思想変えたい理不尽があるのなら。本書を手にして、つながりはじめよう。――荻上チキさん(評論家)自分のコトバで語り、仲間とつながり、解決していく。この本が、その扉を開いてくれます。――岸本聡子さん(杉並区長)納得いかないルールや社会を変えたいなら、「コミュニティ・オーガナイジング」をやってみない?世界的に研究・実践が進む「社会の変え方」をマンガと解説で紹介。※本書は、大月書店刊『ヨノナカを変える5つのステップ――マンガでわかるコミュニティ・オーガナイジング』の電子書籍版です。【目次】コミュニティ・オー