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差別はたいてい悪意のない人がする 見えない排除に気づくための10章
社会問題あらゆる差別は、マジョリティには「見えない」。日常の中にありふれた排除の芽に気づき、真の多様性と平等を考える思索エッセイ。韓国で16万部突破のベストセラー!【推薦】望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長)、小島慶子(エッセイスト)、伊是名夏子(コラムニスト、車いすユーザー)、清田隆之(桃山商事代表)【目次】プロローグ あなたには差別が見えますか?I 善良な差別主義者の誕生1章 立ち位置が変われば風景も変わる2章 私たちが立つ場所はひとつではない3章 鳥には鳥かごが見えないII 差別はどうやって不可
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死亡エンド確定の愛されなかった妃に転生に転生しました 〜滅亡フラグは回避したい〜【特装版】1巻 (FG Moon)
ファンタジー病室からほとんど出ないまま一生を終え、生まれ変わったのは前世でプレイしていたゲーム『百花真愛』の世界だった。だが、記憶がよみがえった瞬間、とんでもないことを思い出す。――この国、あと数年で滅びるよね? そのタイミングで私、死んでるよね? おまけに、一応お妃様だったけど、皇帝には愛されてなかったよね…!?ゲームキャラクターとして転生した少女・翠珠は、破滅フラグを回避すべく後宮からの脱出を試みるが――!?ゲーム世界に転生した少女が繰り広げるロマンティック中華ファンタジー、開幕!
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ジャパニメーションの成熟と喪失 宮崎駿とその子どもたち
芸能/美術一般転換点たる「もののけ姫」以降、時代の困難と「大人」としての責任を作品の中で問い続けた宮崎駿。その「子ども」としての新海誠、庵野秀明、細田守ら新世代の作家の作品群を横断的に批評し、現代日本における「成熟」を問う。【推薦】中島岳志(政治学者、『「リベラル保守」宣言』ほか)【目次】I 大人になるための宮崎駿論――『もののけ姫』と『耳をすませば』1 「大人の仕事」としての『もののけ姫』2 『耳をすませば』に背中を押されれば3 『もののけ姫』の成熟と喪失II はじまりの宮崎駿――『風立ちぬ』論III オト
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ShINC.MAGAZINE-D/02
写真一般ShINC.MAGAZINE-D創刊第2号 立木義浩が高解像度カメラで東寺を撮影した「東寺遍照」はマイクロソフトのDeep Zoomで1億画素の画像を拡大して見ることができます。今号から連載が始まった加藤正樹のMind Treeは「スタンリー・キューブリック」。小学校から学校をサボっていた少年が世界の映画監督になるまでの知られざるエピソードを紹介しています。他、田口まき「秘密の庭」/ ShINC.Finds:遠藤文香「カムイ・モシリ」ShINC.Thinksは「写真集のマーケッティング」について
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白球の「物語」を巡る旅 コンテンツツーリズムで見る野球の「聖地巡礼」
スポーツベースボールはなぜ戦後も野球と呼ばれ続けたのか。そこには地域と野球の密接な結びつきがあった。伝説の投手沢村栄治、今も都市対抗野球に名を残す久慈次郎、幻の企業チーム別府星野組など、各地の野球にまつわる足跡を辿る。【目次】第1章 地域と野球の関係性第2章 北海道・岩手――スタルヒン、久慈次郎の足跡第3章 福島――野球熱でつながる常磐炭鉱と磐城高校第4章 東京――大学野球の源流を辿る第5章 三重・京都――戦火に散った伝説の大投手・沢村栄治第6章 和歌山――全試合完封で甲子園を制した嶋清一の故郷を訪ねて
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不埒な貴公子の甘美な誘惑 【特装版】1巻 (FG Venus)
ライトノベル貴族の屋敷でメイドとして働くソフィアは、仕えている伯爵令嬢からのたっての願いで舞踏会に付き添うことになる。そして舞踏会の日、トラブルに巻き込まれそうになったソフィアへ救いの手をさしのべてくれた貴公子エリオットに、彼女は急速に惹かれていくが――。真面目で純粋なメイドのソフィアと訳ありイケメン貴族が繰り広げる、身分違いの恋愛ロマンス!
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劣情の呪縛 【特装版】1巻 (FG Venus)
ライトノベル決して愛してはいけない人なのに――。血のつながった姉と弟。それでも止められない想い…。禁忌愛に堕ちていく二人の愛と苦悩を官能に満ちた筆致で描き出す、衝撃の問題作が遂に登場!
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興安嶺颪吹き荒れて 敗戦の満洲 脆く崩れていくものの影を 少年は見た
文学私は、終戦までの五年間を、満州国に住んでいましたので、激動期の戦前戦後の体験を書いてみました。また、もう一つの課題として、当時の白系ロシア人のおかれた悲劇的な状況を書き表しました。敗戦の満洲で、白系ロシア人ほど立場の弱い人たちはいませんでした。 いずれにしても、戦争というもののむごたらしさがもたらした結果です。私は、この作品に「平和への祈り」と、「遺言」を込めました。【目次】第1章 横道河子というところ第2章 ヒットラーとロシナンテ第3章 氷の家第4章 復活祭第5章 井上ホテルの崩壊第
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自然の哲学 おカネに支配された心を解放する里山の物語
哲学/思想環境学者の立場から農山村地域再生の一環として若者の移住支援に取り組んできた著者。都会の生きづらさから逃れ田舎に移住してきた若い人たちの感じ方、考え方に持続可能な社会をつくるヒントがあると感じ、思索を深めてきた。私たちの心の底にある不安も、繰り返される生態系の破壊も、「おカネ」という物語に心が支配されているから。その物語を書き換えることこそが、地球も自分も持続可能となる一歩であり、その転換に最良の場所として、人間が生態系の一員であると感じられる自然(じねん)の世界=里山の可能性を説く。