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作品説明
教育現場へのICT(情報通信技術)導入が進んでいる。プロジェクターやデジタル教科書の採用、生徒や学生一人1台の情報端末利用などにより、紙中心だった従来の学校教育が大きく変わろうとしている。このような中、ボイジャーのデジタル出版ツール「ロマンサー」や「ロマンサークラスルーム」を国語の授業に導入し、「学びの質」を向上させる取り組みを始めた大学や小中学校がある。本書ではこうした学校現場での電子書籍の活用事例を、インタビューを通じて紹介する。これからのデジタル教育や学校図書館のあり方についても考察する。
【目次】
はじめに
第1章 ロマンサーがデジタル教育を支援する
デジタル出版を活用した国語教育の広がり
デジタル出版ツール、ロマンサーを使ってみよう
第2章 教育現場でのデジタル出版最前線!
中学から大学まで、デジタル出版で学ぶ学生たち
ケーススタディ1
15歳でデジタル出版に挑戦、国語の授業を通じて知的探究を推進する
~都立大泉高等学校国語科 石鍋雄大先生に聞く~
ケーススタディ2
グーグル教育ツールや電子出版で、さまざまなアウトプットに挑戦する
~公立都留文科大学文学部国文学科 野中潤先生に聞く
ケーススタディ3
子ども園から大学まで「図書館中心の学校」コンセプトを進める
~追手門学院大学国際教養学部教授 湯浅俊彦先生に聞く
第3章 どうなる?これからのデジタル出版
デジタル出版で市場や教育現場はどう変わるか
インタビュー1 専修大学文学部教授 植村八潮生に聞く
インタビュー2 滋賀文教短期大学国文学科講師 有山裕美子先生に聞く
第4章 学校現場でのロマンサー活用事例
第5章 ロマンサー導入校に使用感をアンケート
おわりに