書影

朝起きられない人のねむり学 一日24時間の賢い使い方

神山 潤 家庭医学 1584円

販売終了

作品説明

寝る間を惜しんで努力することを勧める文化のもと、まじめに頑張る人ほど睡眠を削り、生活リズムや体調も崩しがちです。夜遅くまでのスマホ使用や部活動、塾通いなどに追われる若者の睡眠時間は減る一方で、集中力や意欲が低下するだけでなく、どうしても朝起きられず、登校困難に悩むケースも少なくありません。睡眠外来を訪れる中学・高校生の具体的な事例をあげつつ、最新の睡眠研究のデータや多様な統計資料を駆使し、限られた時間の賢い使い方を提案します。若者だけでなく、まわりの大人たちにもぜひ読んでほしい一冊です。

【目次】
・ 事例編――睡眠外来を訪れる若者たち

  ◎クラリネットを吹きながら寝てしまうAさん
  ◎片道2時間通学、睡眠時間6時間のBさん
  ◎生活リズムの乱れから朝起きられなくなったCさん
  ◎スマホの時間を減らして復活したDさん、不登校を克服したEさん
  ◎ナルコレプシーのFさん
  ◎必要な睡眠時間が多いタイプのGさん
  ◎小学校以来、生活リズムの乱れが直らないHさん

・ あなたの「ねむり」の常識チェックリスト

  ◎「睡眠と体調」編
  ◎「ねむりと脳のメカニズム」編
  ◎「寝不足対策」編
  ◎「日本人の睡眠」編

・ 基礎編――知っておきたい眠りの知識

 1 眠りの役割は?
 2 寝不足ではどうなる――寝る間を惜しんで勉強するな
 3 夜行性と昼行性――リズムも大切
 4 覚醒中枢と睡眠中枢――眠りに関する脳のしくみ
 5 レム睡眠とノンレム睡眠
 6 脳にも細胞にも時計がある
 7 光は脳に影響大
 8 食事がリズムをつくる――「腹時計」のメカニズム
 9 睡眠に関連した物質
 10 研究最前線から――寝不足の脳と寝ているときの脳
 11 眠り・リズムに関連した病気

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発売日:2024/07/05
出版社:新曜社

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