まぁ、空気でも吸って 人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの
社会問題 1760円販売終了
作品説明
小さいときから「障害」を言い訳にすることを許さず、他の兄弟同様スパルタで育てられた著者と、その母との間に引き継がれる「自分の人生を引き受けて生きる」精神。他人の手を借りるなかで身に着けた術=人サーフィンの中で豊かに生きる術。障害のある自分が動くことによって人がつながり、社会を変えていくことが障害者運動だ。誰もが1回きりの生き直すことのできないいのち生きている、そのかけがえのなさを実感させてくれる爽やかエッセイ。
【目次】
第1部 「自分」を生きる~障害と共に成長して~ 海老原宏美
1 私の障害のこと
2 母について~私の根源~
3 自立への三大革命
4 自立の第一歩は「降りますボタン」から
5 九死に一生! 人工呼吸器導入
6 快適な生活を支えるもの
7 自立生活センター(CIL)について
8 呼ネット~人工呼吸器ユーザー自らの声で~
9 存在する価値
10 呼吸器かついで旅に出る
11 重度化について~成長する障害~
12 障害者を生きる
第2部 泣いて、笑って、ありがとう 海老原けえ子
1 宏美と共に歩んだ二四年
2 二四年の胸のうち
発売日:2020/09/18
出版社:(株)現代書館