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「一人」のうらに 尾崎放哉の島へ
エッセイ 1760円販売終了
作品説明
「「咳をしても一人」の句から始まった放哉の島への旅は、「一人」にしがみついているぼく自身からの旅でもあった。小豆島で放哉を想いつつ、自分をふり返る。「一人」ということばをつぶやくと、とたんに「一人」のうらから別の声が聞こえてくる。」(本書より)
一人で生きるとはどういうことか。元看護師の臨床哲学者が、絶望の日々に救いを求めた放浪の俳人・尾崎放哉。放哉の遺した俳句を読み解き、その足跡を追って小豆島を旅しながら、人間の生と死を深く見つめる。心理学者・浜田寿美男との対談を収録。新たに1篇を加え、電子書籍化。
【目次】
プロローグ 蚊と放哉
1章 「一人」のうらに--尾崎放哉の島へ
2章 風の中の声
3章 小豆島と放哉--浜田寿美男との対話
エピローグ 放哉の笑い
補章 放哉のわからない句で考えた--理解困難ベスト3
資料 尾崎放哉年譜
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発売日:2025/03/14
出版社:ハザ
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