書影

世界が海におおわれるまで

佐藤弓生 現代短歌クラシックス 詩/短歌/俳句 1430円

販売終了

作品説明

【歌集より】

秋の日のミルクスタンドに空瓶のひかりを立てて父みな帰る
とうめいなかかとのかたち天空も公孫樹の黄(きい)を踏んでみたくて
風鈴を鳴らしつづける風鈴屋世界が海におおわれるまで
白の椅子プールサイドに残されて真冬すがしい骨となりゆく
革装の書物のように犀は来て「人間らしくいなさい」と言う
「夢といううつつがある」と梟の声する ほるへ るいす ぼるへす

【目次】
パパの手は煙となって
夜の鳥
あなたに似た人
会社の椿事
光が丘公園にて
ライカ―けさひらくまなこ
荻窪の西
Ⅱ
十三か月
月と塩
リルケルリ
犀の領域
カーレン・ブリクセンのおしえ
帽子がみっつ
生きもの図鑑
バビロン
あかりや
触れてくる鞠
セプテンバー・ソング
あとがき

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発売日:2025/02/14
出版社:書肆侃侃房

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