任侠俳句―八九三の五七五
詩/短歌/俳句 1144円販売終了
作品説明
かつて任侠団体にも機関紙がありその中に投句欄があり、ヤクザの心情、体験をもとに詠んだ俳句が多数ありました。本書はそれらの中から昭和の匂いの漂うしかもリアリティある俳句を選句、それに俳句に造詣の深い二人の解説が加わり、味わい深い独特の俳句集となりました。
【目次】
はじめに――往復ハガキで弟子入り志願
第一章 三十歳上の師匠に入門
通い弟子での修行は約四年間
芸人とお客さんの不思議な関係
思い出の「新花月」も今はなく……
奥さんは美人の「あ~ちゃん」
師匠を絶句させた花丸兄さん
師匠の運転手はつらい
桂春団治の有名なエピソードは師匠が元ネタ
「差し押えの紙、わしの口に貼れ」
九官鳥にイタズラした弟子は誰?
他
第二章 上方落語と江戸落語
上方落語中興の祖とは?
松鶴師匠と米朝師匠
三代目桂春団治師匠は親友
松鶴の『らくだ』に鳥肌をたてた東京の噺家
何にでも首を突っ込む談志師匠
師匠念願の島之内寄席開場
師匠が紫綬褒章を受賞
上方漫才大賞と上方お笑い大賞
芸人はみなギャンブル好き
他
第三章 芸人は売れてなんぼ
師匠より売れてはいけない
「破門じゃ!」
老いらくの恋
「師匠、今日の三十石、滑ってましたな」
映画「男はつらいよ」に出演
良き指導者に出会えるかどうか
自分の車にはねられた!?
師匠が永眠した日
最後に私の弟子たちを!
あとがき
六代目笑福亭松鶴年譜
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