書影

俳句が伝える戦時下のウクライナ ウクライナの市民、7人へのインタビュー

馬場朝子 社会問題 2200円

販売終了

作品説明

ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始開始して以降、ウクライナの人たちは何を思い、どのように暮らしているのか。ウクライナで俳句を詠んでいる7人に、俳句を寄せてもらい、インタビューを実施した。
10時間超のインタビューを通じて、過酷な状況下で暮らす人の姿が見えてくる。警報が鳴ったら家の中で2枚の壁の間に隠れる「2枚の壁ルール」。 警報が鳴ってミサイルが着弾するまでの40秒を息を潜めて数える生活。
戦況報道だけでは見えてこない「戦禍の言葉」が生々しく語られる。

【目次】
はじめに
父と二人、爆撃続くキーウの街で マイヤ・ストゥジンスキ
破壊された故郷、ハルキウを想う ブラジスラワ・シーモノバ
重苦しい静寂の覆う街で アナスターシャ・クブコ
妻子を送り出したリビウの街で レフコ・ドブガン
戦争は、俳句向きではありません イリーナ・メレシキナ
灯りなき街、不安な夜に思うこと アンナ・ビズミチノバ
戦火のキーウから東京へ ガリーナ・シェフツォバ
平和から遠く離れて――あとがきにかえて
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発売日:2024/03/15
出版社:(株)現代書館

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