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「帰れ」ではなく「ともに」 川崎「祖国へ帰れは差別」裁判とわたしたち
社会学ヘイトスピーチ裁判の画期をなす「祖国へ帰れ」は差別で違法との判決。泣き寝入りしない当事者の闘い、「多文化共生のまち」川崎での住民運動の成果である。判決の意義を明らかにし、共生社会実現のための新たな法制度を問う。※本書は、大月書店刊『「帰れ」ではなく「ともに」――川崎「祖国へ帰れは差別」裁判とわたしたち』の電子書籍版です。【目次】第1章 ヘイトスピーチと闘うまち、川崎・桜本(石橋学)第2章 日本におけるヘイトスピーチ対策の現状と問題点(師岡康子)第3章 ヘイトスピーチ裁判の歴史と「祖国へ帰れは差別
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家族、この不条理な脚本 家族神話を解体する7章
社会学LGBTの権利や性教育を認めれば「家族が崩壊」する?私たちを無意識に拘束する「健全」な家族という虚像が作りだす抑圧や差別、排除を可視化する。日韓累計25万部『差別はたいてい悪意のない人がする』著者待望の第二作。※本書は、大月書店刊『家族、この不条理な脚本』の電子書籍版です。【目次】プロローグ 家族という脚本第1章 どうして嫁が男じゃいけないの?第2章 結婚と出産の絶対公式第3章 望まれない誕生、許されざる出産第4章 役割は性別によって平等に分業できる?第5章 家族の脚本を学ぶための性教育第6章
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韓国社会運動のダイナミズム
政治80年代の民主化闘争から近年の#MeToo運動まで、社会を変える活力と戦略性を備えた韓国の市民・社会運動。女性運動、労働組合、革新政治との協同など、歴史的背景と豊かな実践例を各分野の当事者・専門家らが報告。※本書は、大月書店刊『韓国社会運動のダイナミズム』の電子書籍版です。【目次】序章 韓国社会運動の歴史的変遷と再生への課題第1部 #MeToo運動に結晶化した女性たちのたたかい第2部 移民国家化する韓国と「外国人労働者」第3部 対立と参加 社会運動と政治の距離感第4部 コロナ禍とエッセンシャル・
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憲法入門 法・歴史・社会をつなぐ
憲法「難しい」「関係ない」と敬遠されがちな憲法だが、公務員試験や教員採用試験では必須科目。日本に生きる一市民として知っておいても損はない。法学部でない大学生にもわかりやすく、社会に生きる憲法の姿を歴史をふまえ解説。 ※本書は、大月書店刊『憲法入門――法・歴史・社会をつなぐ』の電子書籍版です。 【目次】 序 章 憲法とは何か、憲法史 第1部 人権規定 第1章 人権総論 第2章 幸福追求権 第3章 法の下の平等 第4章 思想・良心の自由 第5章 信教の自由 第6章 表現の
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死にたい気持ちに触れるということ ソーシャルワーカーが見ている景色
福祉「困りごと」や「死にたい気持ち」を抱える人たちが話してくれた厳しい現実。その声を、ソーシャルワーカーとして受けとめ、地域で安心できる居場所づくりにも取り組む著者が、とくに若い世代に向けて語りかける。※本書は、大月書店刊『死にたい気持ちに触れるということ――ソーシャルワーカーが見ている景色」』の電子書籍版です。【目次】はじめに1 ソーシャルワーカーという仕事2 「自殺」について思うこと3 死にたい気持ちに触れるということ4 「困りごと」に向きあってみる5 「居場所」の大切さと難しさ6 死にたい気持
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市民エネルギーと地域主権 新潟「おらって」10年の挑戦
政治持続可能な地域づくりはエネルギー自立から――新潟で10年にわたって市民主体の再エネ事業を育ててきた政治学者が、エネルギーシフトと民主主義の不可分の関係、そして危機の時代を超える「文明の転換」への道を語る。 ※本書は、大月書店刊『市民エネルギーと地域主権』の電子書籍版です。 【目次】 序章 エネルギーの民主化と地域主権――「おらって」10年の歩み 第1章 市民エネルギーの現場から 第2章 エネルギーから「せいじ」を考える 第3章 〈3・11〉から何を学ぶのか 第4
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10代に届けたい5つの〝授業″
社会学学校では、学ぶ機会がほとんどないけれど、本当は身近で大切な問題がある。「ジェンダー」、「貧困」、「不登校」、「障害」、「動物と人との関係」――よそごとが「自分ごと」になる5つの“授業”。※本書は、大月書店刊『10代に届けたい5つの〝授業″』の電子書籍版です。【目次】第1限 ジェンダーって、結局何なの? ……松岡千紘/吉野靫第2限 わたしたちのまわりで広がる貧困――非正規雇用、生活保護、野宿……生田武志第3限 不登校から学校の意味を考える……山下耕平/貴戸理恵第4限 「自分ごと」として相模原事件を
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組織を整え人材を活かす 強い経理の作り方
会計/税務資格●現在の経理部門には、単なる数字の管理を超えて企業の戦略的意思決定を支える「強い経理」が求められています。しかし、現実には多くの経理担当者は日々の数値集計に追われ、それを実現できず、非効率な業務環境、不十分なスキル、うまくいかないシステム導入など、組織的な課題に悩んでいます。●本書は、こうした悩みを抱える経理の方々に、2部構成で、第1部では環境改善、第2部では個人としてのスキルアップに焦点をあて「強い経理」を目指すための実践的な対応策を示しています。様々な課題を抱える架空の中堅企業X社を舞台に、
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知財が築く自動車業界のパートナーシップ 100年に一度の大変革に直面する自動車メーカーの行方
企業法務サッカー選手になることを夢見ていた著者が、三菱自動車工業に就職し、日本サッカーリーグの名門、三菱重工サッカー部に入部。しかし、戦力外通告を受けて挫折。その後、三菱自動車の特許課で特許の出願・権利化業務を担当し、米国駐在、知的財産部長への就任、競合他社である日産自動車への転職等々、数奇な人生を歩むことに……。本書は、著者の唯一無二の経験に基づき、これまでの自動車メーカーの合従連衡や技術提携を知財の観点から振り返るとともに、「コネクテッドカー、自動運転、カーシェアリング、電動化」をはじめとする100
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老いと暮らすヒント
福祉看護の現場から臨床哲学へと歩んできた著者が、専門家ではない「ふつうの人」だからこそできるケアについて語り、認知症の人のファンになってほしいと呼びかける。今・ここにある「老い」と真剣に向き合い、丁寧に付き合っていくためのヒント。発達心理学者・麻生武との対談や「家庭介護のポイント 実践編」も収録。寄稿 青山ゆみこ【目次】はじめに1 ふつうの人のための認知症ケア認知症の人のファンになってください認知症と呼ばれる老い人が「うちに帰りたい」と言うとき対談 認知症の人とのコミュニケーションについて--発達心