書影

ボランティアと有償ボランティア

安立清史 福祉 1980円

販売終了

作品説明

紙版の出版元は弦書房。無償のボランティアと有償のボランティアは矛盾しているのでしょうか。ボランティア活動に生きがいを見つけて、長くその活動を続けたいと考える人たちにとって、「ボランティア」概念の拡大が必要だと考えるところから、本書はまとめられています。個人や非営利団体が継続的に活動を続けるためには、どういう枠組みを作ればよいのでしょうか。「労働」観、「仕事」観が崩れていく時代で、まったく新しいボランティアの見方を描こうという試みです。〈有償ボランティア〉という概念はなぜ必要なのでしょうか。

【目次】

第1章 ボランティアと有償ボランティア ──何が問われているのか《コラム》「有償ボランティア」とその普及の実態
第2章 「有償ボランティア」は矛盾か──流山裁判をめぐって《コラム》アメリカの病院ボランティア・システム
第3章 ボランティアに突き刺さった2つの棘 ──パターナリズムと功利主義《コラム》「ボランティア拒否宣言」について
第4章 「労働・仕事・活動」そして「天職」
終章 これからの世界へ向けてあとがき──二つの中心をもつ楕円

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発売日:20220119
出版社:ボイジャー・プレス
弦書房

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