-
よどみ
児童書銭天堂の店主、紅子の商売敵「よどみ」のスピンオフ作品。案内役は怪童、よどみの知られざる来歴があきらかになる。内容は3部構成で、よどみが「たたりめ堂」を開店する以前のエピソード、紅子との「駄菓子対決」時のエピソード、そして、天獄園にスカウトされてからのエピソード、全6話を収録。「からからカステラ」終戦から成りあがった男の屋敷に入り込むよどみ。「棚ぼたもち」高度成長期を舞台に、お針子の女性によどみが近づく……。「あやつり人形焼き」息子の人生を支配しようとする母親によどみは目をつける。
-
呼人は旅をする
児童書呼人は、なにかを寄せてしまう動物や、虫や、植物、自然現象だから、ひとつの場所にとどまらず、旅をする人とちがうこと、それでも隣りあって生きること痛みと希望の連作短編集。「呼人」とは、なにかを引き寄せる特殊体質。原因は不明でごく少数だが一定の割合で発現する。政府機関によって認定され、生活に制限がある。5人の呼人と、呼人に関わる人たちの姿から、社会の中で少数であること、そうした状況で生きるというのはどういうことか、を描く。:::::::::::::::::::::::::::::::::「……真帆って
-
りょこうにいこう!
児童書りょこうにいってきまーす!るすばん、よろしく!とでかけたのは、なんと「おうち」。いろいろなのりものにのったり、海をこえたり。みるもの、きくもの、のるもの、みんなはじめてでたのしいことばかり! みんなもいっしょにりょこうにいきましょう!
-
ルルロロのてあらいだいすき!
児童書NHK-Eテレアニメ「がんばれ!ルルロロ」で大人気!かわいいルルロロちゃんがおばあちゃんと一緒に手洗いに挑戦。泡で雲やおばけを作ったり、楽しいお歌を歌ったり、おばあちゃんがかわいいタオルを作ってくれたり。ルルロロちゃん、すっかり手洗いが大好きになります。なかなか手洗いしてくれないと困っているお母さんたちにとっても、この絵本があればもう大丈夫。ルルロロちゃんと一緒に楽しく手洗いをして、あっという間に手洗いが大好きになっちゃいます。
-
わたしのぞうさん
児童書目の見えない女の子が、自身の日常について語る。かくれんぼが大好きなこと、ママとおいしいケーキを作ったこと、お絵かき教室でほめられたこと、動物園にぞうを見に行ったこと……。計14編の短いエピソードから、盲目の少女の生きる豊かな世界と、彼女を見守るあたたかな家族の姿が浮かび上がる。目の見えない人がどのように「見る」のかについて、新鮮な発見をもたらしてくれる絵本。IBBY(国際児童図書評議会)バリアフリー児童図書選定作品。【目次】1.かくれんぼ2.はくぶつかん3.おりょうり4.おきゃくさん5.めっちゃ
-
新訳版 ハイジ(2)
児童書フランクフルトから山に戻ったハイジは、ふたたびアルプスの自然の中でのくらしで元気を取り戻していきます。そして、フランクフルトでクララのおばあさまに導かれて得たハイジのまっすぐな信仰は、おじいさんの気持ちをすこしずつ変えていき、おじいさんは村の人々に心を開くようになりました。ヤギの世話をする少年ペーターも、ハイジに教えられ、学ぶことを覚えはじめます。ハイジのゆたかなまっすぐな「心は、まわりの人たちの心をもあたたかく変えずにはいられないのでした。