作品数:848作品
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  • 小林多喜二のことの書影 0円 2016/07/01

    小林多喜二のこと

    壺井繁治 エッセイ

    小林多喜二が組織内に潜入した警視庁のスパイの通報で築地署員に捕らえられ、その後3時間もたたぬうちに拷問により虐殺されたのは1933年2月20日のことであった。繁治も投獄中の出来事であった。『戦旗』の編集代表であった壺井繁治にとって、小林多喜二との出会いは作者と編集者のそれであったが、戦後も繰り返し繰り返し多喜二についての論考を書いている。これはなかでも最も短いものである。   《関連作品》 壺井繁治「回想の小林多喜二」

  • 裁縫箱の書影 330円 2016/07/01

    裁縫箱

    壺井栄 文学

    夫に死なれたか去られたか、他所から村へやってきた身寄りのない女が4年生の娘をひとりで育てている。村では日雇いや宿屋の女中などで日銭稼ぎ、ふたりきりの貧しいくらしながら娘ヨシノには母親といられる幸せは何にもかえがたい。すでに病魔に蝕まれている母親は娘をつれてちょっとした商店街にでかけ、自分の着物を売った金で娘がほしがっていた裁縫箱を買ってやり、めったに食べられない素うどんをふたりしてすするのだった。

  • 入庵雑記の書影 440円 2016/07/01

    入庵雑記

    尾崎放哉 エッセイ

    「入庵雑記」は放哉が小豆島に来て3ヶ月後に書いたもの、亡くなる半年前1925年と思われる。自由律俳句の俳人放哉が終焉の地、小豆島西光寺の南郷庵に暮らした年月はわずか8ヶ月であった。海が好き、母恋し、しかし放蕩わがままな放哉にとって、暖かく包み込むような島民のお世話を得て、小豆島は放哉最期にふさわしい場所ではなかったか。著名な句「咳をしてもひとり」の放哉はまた随筆の達人であった。メソメソしたところが目につくものの、言葉使いの美しさは絶妙で、やはり放哉ならではである。 【目次】 島に来るまで

  • 初旅の書影 330円 2016/07/01

    初旅

    壺井栄 文学

    ミネの初旅は十六歳の秋。高松への積み荷は四斗入りの醤油が八樽だけあった。その頃、樽職人の職をなくした父重吉を手伝い、ミネは荷役をする荒い働きをさせられていた。父と娘は自家の小船に乗って、まるで夜逃げでもするような真夜中の時刻に家を出た。重吉は米やそうめんや着物など、高松にいる教師になった息子に届ける大きな信玄袋を肩にかけ、ミネは自分の着物の入った小さな風呂敷包みを抱えていた。まっくらな夜であった。高松へゆけばこれまで知らなかった何かが自分をまっている。ミネの期待はいやがおうにも膨らむ。

  • 欧州と日本散歩 三ヶ国を歩くの書影 648円 2016/06/07

    欧州と日本散歩 三ヶ国を歩く

    雄多圭佑 紀行

    歴史的に意外に近いフランスとスコットランド。その親密さを説きながら、国内の様々な場所を紹介する【目次】一部 フランス二部 カレドニア(またの名をスコットランド)三部 日本

  • カレドニアン・ローズの書影 648円 2016/06/07

    カレドニアン・ローズ

    雄多圭佑 ミステリー

    おとぼけの日本人と才色兼備の英国人が珍妙な道中をしながらスコットランドの古城、謎を解こうとするが。。。【目次】プロローグ一章 クライ・オブ・ザ・ナイト二章 謎へのリンク三章 エディンバラを探せ四章 王家の秘密とストラスモア・キングホーン伯爵家五章 スターリング城とロバート・ブルース六章 ブレア城と私兵団七章 カローデン古戦場とテンプル騎士団八章 秘密の守護者エピローグ

  • パックマン・ディフェンス 銀行の改革者たちの書影 1000円 2016/05/16

    パックマン・ディフェンス 銀行の改革者たち

    雄多圭佑 経済/社会小説

    二人の元都銀マンが地銀をどう変えられるか。再編が不可避だと思う主人公たちが異なる手段で改革を試み、激突する。勝利の女神はどちらに微笑みかけるか。【目次】序章 緊急事態 二〇一五年夏、四国二章 陣内、唐沢、それぞれの春秋(上)三章 陣内、唐沢、それぞれの春秋(下)四章 新たなるミッション五章 激突終章 宴の後

  • 英語圏散歩 米国以外を歩くの書影 600円 2016/04/27

    英語圏散歩 米国以外を歩く

    雄多圭佑 紀行

    英語圏といってもとても広いです。英国と欧州、豪州に加え、アジア、アフリカ、ラテンアメリカでも英語は通じます。それら広域英語圏の国や地域で感じたこと、学んだことをエッセイにしました。前作に続いてお楽しみください。

  • 米国散歩の書影 600円 2016/04/21

    米国散歩

    雄多圭佑 紀行

    米国への高校留学ほか、長く米国に住み、米国人と接した著者による「異文化」たる米国と米国人素描。長く暮らしたNYや旅をした全米の都市や大自然から感じたことを徒然に記述。エッセイ風の青春小説も掲載。

  • 【番外編】 守り人短編集 流れ行く者の書影 990円 2016/04/13

    【番外編】 守り人短編集 流れ行く者

    上橋菜穂子/二木真希子 ファンタジー

    ※本作はシリーズ番外編となります。 NHKドラマ『精霊の守り人』の内容と密接に関係した、エピソード・ゼロとも言える作品です。是非お楽しみください。 舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。 王のたくらみによって父を殺された少女バルサ、そして彼女を救った父の親友ジグロ。故国をすてた二人の旅路を描く守り人短編集。

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