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世界は気になることばかり
文学だあれも気がついていないのに、気づいてしまったたくさんのこと。たこあげ大会、夏の海、野球の試合、雪の降る日、チケットを買いもとめる行列。日常のなかにひそむ、おかしなできごと。おもわず吹き出してしまいそうです。
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〇丁目 奇妙な掲示板
文学加藤純子、ばんひろこ、最上一平、田部智子、石井睦美、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。「はじめから好きじゃなかった」七菜(ルビ・なな)はぼうぜんと、携帯の画面を見つめた。失恋のつらさから、すがる思いでさがしだしたのは、ある掲示板。うわさでは、恋に悩んだとき、この掲示板に書きこむと、うまくいくようになるという……。「奇妙な掲示板」ほか、全5編収録。
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ぞうはどこへいった?
文学アフリカかどこかの草原に、ぞうがいます。ぞうのうしろから、あやしげな車とトラックがやってきました。あ、なんだかいやな予感……。わるいやつらにさらわれて、四角いはこにつめられたぞう。船にのせられて、たどりついたのはどこでしょう……? ぞうさん、ぶじなんでしょうか?ものの見方が根底からくつがえされるような、はじめての体験が得られる絵本です。
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ぞうはどこへもいかない
文学アフリカかどこかの草原に、ぞうがいます。ぞうのうしろから、あやしげなヘリコプターが登場しました。かなりあやしい…。ヘリコプターにつれていかれたぞうは、どんどん大きなのりものにのりかえて、どんどん遠くへいってしまうのでした…前作『ぞうはどこへいった?』のつづきとも言えるような、でも全然つづいていないような、そんな絵本です。
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つくえはつくえ
文学「なんだか つくえ せまい きがする」「ひろい つくえを つくって やろう!」お父さんが作ってくれたつくえは、とても広い気がするつくえでした。たしかに広い。ちょっと広すぎ……?? なにしろ広いから、なにをしてもだいじょうぶ! でもそのうち……こんなやばいつくえ、はじめて見たかも! お父さんと子どものかけあいも楽しい絵本。
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とんで やすんで かんがえて…
文学ことりさんがとんでいます。ちょっととんで、ちょっとやすんで、きのみをたべたら…またちょっととんで、すこしずつ進んでいきます。でも、そこにとつぜん大きな海があらわれて……!ぼく、ちいさいから あまり ながくは とべないしすぐ おなかが すくしどうしよう……!?ここは ひとつ かんがえなくちゃ……と、ことりさんは考えはじめますが……。自分のタイミングは自分で決めていい、子どもたちを応援するような絵本です。
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七丁目 虫が、ぶうん
文学円山夢久、石川宏千花、廣嶋玲子、みおちづる、山本弘、五人の児童文学作家による奇妙な話のアンソロジー。夜中、のどがかわいて目がさめた。「あれ? お父さん、なにしてんの」キッチンにいるお父さんのようすがおかしい。子どものように、ぼくの顔をじっとみつめている。すると、お父さんの首すじから、小さな虫のようなものが落ちた……。「虫が、ぶうん」ほか、全5編収録。