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注目作品
おおきなもの/ちょっと異邦人になりにいく 種ともこ2冊セット
文学『おおきなもの―Tomokoからの風景』 自分を見つける旅に出た。 インカの遺跡に佇み、深く思索に耽る。 去来するさまざまな想い、わだかまり…。 種ともこの心の奥底に触れる待望のエッセイ。 『ちょっと異邦人になりにいく』 好奇心が散歩する。ともこの不思議な旅。 1986年初夏、ヨーロッパを駆けぬけた種ともこ。 その17日間の旅を、みずみずしい感覚で綴った珠玉のエッセイ!!
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銀行を変える パックマン2
経済/社会小説「パックマン」を読まれた方には違う視点を示し、読まれていない方にはM&A(企業買収)でもあまり使われることのないパックマン・ディフェンスとは何かを知っていただく事例として本書を書きました。金融知識を得ながらお楽しみ下さい。【目次】序章 驚愕の提案 (つくし銀行頭取室、二〇一七年初夏二章 地銀再生拝命 (東京永田町、二〇一五年春)三章 東北夏の陣 (東北 むつ銀行、二〇一六年夏から秋)四章 九州の激動 (北九州 新つくし銀行、二〇一七年秋)五章 衝突 東北、秋の陣 (東北 むつ銀行本店、二
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65歳で爽快起業
ビジネス教養起業本を何冊か書いてきましたが、熟年にこそ日本では起業にチャレンジして欲しいと思います。若者と違い、経験と知恵があります。これを活かせばむしろ成功確率は上がるのではないか、とシニア起業を応援するものです。【目次】第一章 起業環境も変わった二〇〇〇年代後半第二章 こんな人に熟年起業はお勧め第三章 熟年起業は実は低リスク第四章 しかし、起業を思いつきで行ってはならない第五章 一端始めたビジネスを成功させるために第六章 熟年起業 事例研究第七章 ICT(情報通信)に精通していることの陥穽
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裸でスキップ
演劇舞台は松崎木工家具の談話室。家具デザイナーの佳代子と平凡を絵に描いたような区役所勤めの修司のちょっと情けない出会いから始まり、不況に悩みながらもなんだか馬鹿話に花が咲く、家具職人や工場の人々、経理のおばちゃんなどが登場する。大人ゆえの悩みなのか、大人じゃないゆえの悩みなのか、人々の情けなくも愛らしい姿に笑って泣ける、大人のための傑作コメディー。 【二十一世紀戯曲文庫/一般社団法人 日本劇作家協会】
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喜劇 ほらんばか
演劇東北地方のある寒村。春になるとほらんばか(ほら事語り)になってしまう工藤充年(くどうじゅうねん)が廃屋となった牛舎の前で、白樺の木の間をわきめもふらず、往復している。工藤は、昔、仲間と集団農場を経営していて、不在の間に牛をすべて伝染病で死なせたことで、ほらんばかになってしまった。野間さち、なちの姉妹が、今年の春もほらんばかになっているのか確かめにやって来る。工藤とさちは愛し合っているが、工藤がほらんばかのために結婚できない関係。東北弁で繰り広げられるユーモラスで、はかなくもせつない物語。 【二
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宮城野
演劇江戸天保年間の麻布の色街を舞台に、女郎・宮城野と、なじみ客の偽絵師・矢太郎が交わす会話が予断を許さない方向へと進んでゆく。矢太郎は師の写楽を殺してきたらしく、宮城野はそれを察している。二人の交わす会話は嘘とほんとが混じり合い、矢太郎と惚れ合っているらしい写楽の孫娘との関係も混じり、男女の言葉は縺れ合い、物語は二転三転、表情を変えていく。 【二十一世紀戯曲文庫/一般社団法人 日本劇作家協会】
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マリアの首 —幻に長崎を想う曲—
演劇原爆によってケロイドになった長崎浦上天主堂のマリア像が何者かによって、バラバラに盗まれている。戦争や被爆の体験を忘れようとする人々と、その爪痕を残し、記憶を風化させまいとする人々がいる。看護婦であり、夜の女にもなる美しい女・鹿。恨みのある男を探す美しいとはいえない女・忍。この二人とそれを取り巻く男たちや女たちの、様々な思いが時に詩的に、時に哲学的に語られる。また長崎弁のニュアンスと、挿入される劇中歌(芥川也寸志作曲)がドラマチックである。 【二十一世紀戯曲文庫/一般社団法人 日本劇作家協会】
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美しきものの伝説
演劇伊藤野枝、平塚らいてう、島村抱月、松井須磨子、小山内薫、一時代を駆け抜けその名を後に残した人々が、リアルな、希有でしかし普通に懸命に生きた人間として描かれる。幕切れ近くクロポトキンこと大杉栄が言う「ベル・エポック。この大正という時代、のちになったら、みんながそういうだろうね。…のどかな…じれったいほどのどかな、美しい、いい時代だったとね。…つらい。…何が、よき時代なものか」という台詞が哀切だ。 【二十一世紀戯曲文庫/一般社団法人 日本劇作家協会】
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修学旅行
演劇青森の男女共学の高校生が、沖縄へ修学旅行に行く。平和学習のために、ひめゆり部隊の話なども聞くが、話題は、それ以外の様々なこと(部活のこと、先生のこと、テレビのこと、好きな子と仲良くなるための相談等々)に。ちょっとした事件もありつつ、リアルで勢いのある会話が進み、修学旅行の夜は更けていく。 【二十一世紀戯曲文庫/一般社団法人 日本劇作家協会】