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究極の学び場 京大吉田寮
哲学/思想共に暮らすことが、最高の学びだ!京大吉田寮は日本最古の学生寮。築100年以上の歴史的建物は現役で、学生の生活を包む。寮の運営は、大学と寮生との話し合いにより担われてきた。京都大学の初代総長であった木下広次が「寮は学生の切磋琢磨の場であり、大学の研学修養上の重要な機関である」と位置づけ、共同生活のもたらす教育効果を重視したことが原点だ。開かれた場で過ごし、多様性を学ぶ場の魅力を、現役寮生、医師、起業家、研究者、作家が紹介。ノーベル賞受賞 故・益川敏英博士からのメッセージも掲載!【目次】◇第Ⅰ部 学
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球磨焼酎 本格焼酎の源流から
日本史一般《焼酎の中の焼酎》◆米焼酎の500年◆米から生まれる米焼酎のうまさとは何か。伝統の味を守りながら、先人の知恵と技に学び、工夫を重ね進化を試みる職人たちの活気に満ちた気概を伝える。▼米焼酎がつくられ、飲まれ始めた中世の頃から現代までのおよそ500年間の歴史をたどり、焼酎の中で最も古くから飲まれている《米焼酎》の世界を掘り起こす。▼製法の変遷や風土の特性を通して、球磨焼酎の魅力、おいしさの秘密に迫る。▼球磨焼酎をこよなく愛した文人墨客、庶民の呑み方を紹介。飲酒好きな人たちからいかに厚く支持されてきた
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とても小さな理解のための
詩/短歌/俳句日々の息苦しさからの解放。ここに綴られた詩は、あらゆる事象の境界を溶かし、生まれたての眼で世界を見せてくれる。又吉直樹さん幼さを内包しながら、少女は溶ける。羽化した大人の身体。虫の眼で見つめる世界。日常の美しさと痛みを描き出す、透明な言葉たち。今日マチ子さん「幸福な人間に詩は書けない」とある詩人は言ったが、わたしはそれを信じない。くじらさんは手を伸ばす。いま匂いや重みをもつきみ、おまえ、あなたへと。あなたの向こうの窓やその先へと。その道すがら、出会う誰かと互いに呼吸を渡し合って、生きて詩を書きつ
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鎌倉幽世八景
文学谷戸、切通し、やぐら、古刹と地蔵。喧噪の都市の奥深く透視される悠久の中世の時間。魔術たる作家の筆が、もののふの声を呼びおこす。観光地カマクラの白日の下に、屍の蔵たる鎌倉の、幽玄なる景色がここに現われる。(富岡幸一郎)扇ガ谷、十王岩、袖塚、唐糸、飢渇畠、太刀洗、腹切やぐら、化粧坂……鎌倉の地に現存する「八景」は古の戦いと悲哀の歴史を今日まで伝えている。付録 文学における土地の力 対談 藤沢 周×佐藤洋二郎「季刊文科」連載作が待望の単行本化!【目次】扇ガ谷十王岩袖 塚唐 糸飢渇畠太刀洗腹切やぐら化粧
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三木清『人生論ノート』を読む〔電子書籍版〕
哲学/思想死とは何か、幸福とは何か。虚栄と名誉、怒りと憎しみ、愛と嫉妬、孤独への恐れなど、人間であるかぎりまぬがれ得ないこうした感情とは何か。人間だからこそ生じるこうした問いに、哲学者・三木清はどうこたえたか。1941年の刊行以来、多くの読者に人生の指針として長く読み継がれてきたロングセラー、三木清『人生論ノート』を、現代のベストセラー『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎が読み解く。珠玉の人生論。【目次】1 死と希望──「死について」〈前半〉を読む2 幸福と成功──「幸福について」「成功について」を読む3 虚
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月刊 ココア共和国 2024年11月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、橘しのぶ、繭中舞百合、木崎善夫、藤野栞、真土もく、能美政通、滝本政博、伊藤テル、腹巻さしみ、の11名。投稿詩傑作集として48名、佳作集には88名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に