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君を愛さずにはいられない~失われた記憶と再びの恋~ ルーニカノベルス
ライトノベル戦地で消息不明になっていた夫ネイトが帰ってきた。だが彼は大怪我の影響で五年分の記憶を失い、妻であるグレースのことも忘れてしまっていた。さらには、グレースとの結婚について「何かの間違いでは」と呟く。かつて明るく語りかけてくれた夫は、今は寡黙で、グレースの視線から逃れるように目を合わせてくれない。密かに傷つくグレースだが、彼に思い出してもらうために奮闘する。一方ネイトは、グレースに惹かれる自分に気づいていたが、彼女に微笑みかけられるたび、今の自分のふがいなさと、過去の自分への嫉妬心が湧き上がり……。
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婚約者面する闇落ち魔王が私のスローライフを邪魔してきます!(1) ルーニカノベルス
ライトノベルうさぎ獣人として異世界に転生したアリーゼは、立場の弱い獣人なのに聖力という珍しい癒やしの力を持つために、ひとり過酷な労働を強いられていた。過労死した前世の二の舞はごめんだと、自分をこき使う正教国から逃げ出し、魔族の国との国境の町で出会った獣人の孤児たちと生活をすることに。アリーゼはそこで診療所を開いて日銭を稼ぎつつ、家ではもふもふ獣人の子供たちに癒やされ、幸せな日々を送っていたのだが――。診療所に、全く治療の必要がない俺様チート魔王がやってきて、「××の腫れを治せ」と強引に迫ってきて――!?【目
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リモーネ、リモーネ ファブリ歌集
詩/短歌/俳句〈あさやけのすっぱい光に目覚めれば水平線はリモーネの色〉リモーネはイタリア語でレモン。2015年来日したイタリア生まれの歌人が、爽やかで繊細な感性で自身の想いや目にした情景を三十一文字で表した第一歌集。イタリア語と日本語の境界を軽やかに行き来し揺れながら紡ぎ出される独特の表現は、色彩とユーモアに溢れ時に切なさを持って読み手の胸に沁みてくる。〈ジェラートを千個くださいと言いたいな楽しい夏はバニラの色よ〉〈東京入国管理局へゆくバスのさびしい窓によりかかる朝〉等145首を収録。出版/喜怒哀楽書房【目次
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月刊 ココア共和国 2023年11月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、齋藤 貢、中本道代、道森祐輔、滝本政博、藤野 栞、真土もく、能美政通、伊藤テルの10名。投稿詩傑作集として44名、佳作集には101名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。【
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ガザの空の下 それでも明日は来るし人は生きる
社会問題【著者が撮影したパレスチナの貴重な映像(約10分)と写真(約100点)を視聴できるVideo on the Book付き】紛争が長く続くなか、筆舌に尽くしがたい過酷な環境で生きるガザの人々の深い悲しみと強い怒り。一方で、日本人の私たちと同じような日常と人生がある。「それでも明日は来る」ことは希望なのか残酷なのか。【目次】序 章 一九八〇年代、大阪・在日の街第一章 二〇〇二年冬、パレスチナ第二章 二〇〇五年冬、メディアに飽きられた戦争第三章 二〇〇六~二〇〇八年、ユダヤ人の声第四章 二〇〇七年夏、
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経営という冒険を楽しもう4 山崎文栄堂の奇跡 後編
経営/経営学離職率八〇%の企業が、社長が変わり、幹部が魂の同志になり、社員がワンチームになり、神様の試練を乗り越えて、他力の風が吹く幸せな経営を手に入れるまでの三六五〇日間の真実の物語【目次】はじめにSTEP 3 社員全員がワンチームになる第1章 山崎文栄堂 新たなる出発第2章 屋久島モッチョム岳第3章 モッチョム岳を登り終え第4章 新生山崎文栄堂第5章 新規開拓をやめる第6章 神様の試練第7章 奇跡を起こす山崎文栄堂STEP 4 他力の風が吹く第1章 経営計画発表会第2章 貢献で、幸せな社会を創り拡げる第
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経営という冒険を楽しもう4 山崎文栄堂の奇跡 前編
経営/経営学離職率八〇%の企業が、社長が変わり、幹部が魂の同志になり、社員がワンチームになり、神様の試練を乗り越えて、他力の風が吹く幸せな経営を手に入れるまでの三六五〇日間の真実の物語【目次】はじめにSTEP 1 経営者の考え方をシフトする第1章 成功企業と称された山崎文栄堂の表と裏第2章 歪む山崎文栄堂第3章 仲村恵子との出会い第4章 経営者勉強会 研修会第5章 はじめての屋久島 内省内観ワークSTEP 2 社長と幹部が魂の同志になる第1章 若狹謙治 山崎文栄堂に入社第2章 若狹謙治 ワッカーサーと呼ばれ
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野党第1党 「保守2大政党」に抗した30年
政治岸田文雄総理、安倍晋三元総理、野田佳彦元総理、枝野幸男氏ら錚々たる面々が初当選し、「非自民」の細川連立政権が誕生した1993年から30年。この間、常に「保守2大政党」を志向する言説が、リベラル勢力に強い圧力をかけ続けてきた。本書では、それに抗してリベラル勢力が一定の陣地を確保し続けてきた理由を探り、「公器」としての野党第1党の役割と課題を分かりやすく解き明かす。弱小野党内での主導権争いに終止符を打ち、巨大与党、長期政権と伍すため野党に求められる政策と戦略を明示。【目次】序章 リベラルは本当に「瀕
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たのしい授業2023年11月号 人間関係も仮説実験?
教育一般11月号は「人間関係も仮説実験?」という特集タイトルが表す通り,「人間関係」についての特集です。「人間関係」と一言で言ってもいろいろあります。学校であれば,まずなんと言っても子どもとの関係。加えて同僚との関係,管理職との関係,保護者との関係などなど。それに,忘れてはいけない「最も近くにいる人間=自分」。そんないろいろな「人間」との関係を考える上でヒントになるような記事を集めてみました。お役に立てれば幸いです。 【目次】 小学校の初授業で「理科最高!」 宮元麻美 続〈燃える水〉を採りにい
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織物の文様と文学—— 絵絣からタペストリーまで
芸能/美術一般これまで言及されることが少なかった、織物の文様と文学の関係を解き明かした画期的な書である。織物の中でも特に日本の絵絣の文様分析をした上で、人々の生活に染み込んでいる民話や神話や俳句などを取り上げ、幅広い観点から論じている。そうした絵絣の文様を単に日本的な視点だけで捉えるのではなく広く世界に目を向け、東西の文様の交流を明らかにした。摩滅しやすい布は残っていないことも多い為、文様が描かれている遺跡や絵画等も分析の対象とした。織ることの意味についても、文学を通して探っている。発行元:ぽみえ書房【目次】