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大井川流域の文化 Ⅲ 縄文時代中期
考古学一般『大井川流域の文化』Ⅲは縄文時代中期の遺跡について紹介します。静岡県 川根本町に近い山梨県・長野県など、中部高地地帯でも大きな遺跡が営まれ、優れた土器が盛んに作られました。その一部が大井川流域の遺跡にも運ばれてきています。川根本町内の土器の状況を見ると、中期前葉は点数が少ないのですが、中葉から後葉になると点数が増加します。中部山岳系や東海西部の土器が増える傾向があります。巻末に『大井川流域の文化』遺跡別掲載ページ一覧表を付けました。【目次】はじめに大井川流域の縄文時代中期の遺跡1 川根本町内の遺
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花咲町奇談
文学さあ、「くすり、どきり、ほっこり」と、どんでん返しを楽しみましょう。 長年勤めた経験もあり、今回も学校が舞台となる作品を多く収録しました。昔の同僚からは「てっきり算数の本を書いたのかと思った」と驚かれたことがありました。確かに、現役のときの私は算数科が専門でした。国語科ではありません。でも、それも意外なオチと考えればショートショート的ですね。(著者あとがきより)【目次】Ⅰ章 大学の奇談 飛び出す絵本旅 前兆 お掃除ペット 長編 またの名 模範解答
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たましひの薄衣
詩/短歌/俳句ほぐれつつ咲く水中花――ゆつくりと死をひらきゆく水の手の見ゆ人間が荒れ狂う今世紀にこのような美しい歌集が生まれたことをことほぎたい。(水原紫苑) 静謐で深い歌の探求が続けられていたことに胸を打たれる。(野崎歓)【収録歌より】ネロ帝の若き晩年を思ふとき孤独とは火の燃えつくす芯たましひのまとふ薄衣(うすぎぬ)ほの白し天を舞ふときはつかたなびく水差し(カラフ)より水注(つ)ぐ刹那なだれゆくたましひたちの歓びを見き一生は長き風葬 夕光(ゆふかげ)を曳きてあかるき樹下帰りきぬ【目次】Ⅰ Figures
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路上の陽光
エッセイ日本を舞台にした短編「遥かなるサクラジマ」も収録!10歳の少年が山で父の放牧の手伝いをしながら成長していく姿を描く「西の空のひとつ星」、センチェンジャの横暴におびえる中学校の教室を舞台に気弱な男子ラトゥクが勇気を持つにいたる「川のほとりの一本の木」、村でたった一人の羊飼いとなった15歳の青年が生きとし生けるものの幸せについて考える「最後の羊飼い」など8作品を収める。ラサは懐の深い町だ。見た目も言語も異なる様々な民族が、あらゆる通りを川の流れのように行き交っている。(本文より)【目次】路上の陽光眠
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マレー素描集
エッセイシンガポールがイギリス領の一部だった19世紀末に総督フランク・スウェッテナムが執筆した『Malay Sketches』。それから100年以上を経た現在、アルフィアン・サアットによって新たに同名の作品が書かれた。イギリス人統治者が支配下にあるマレー人の文化や気質を支配言語である英語を用いて読者に紹介するという『Malay Sketches』の構図を大胆に再利用するかたちで本書は誕生する。【目次】改宗ふれあわない手三人姉妹パヤ・レバー 午前五時村のラジオ日没後の礼拝のあと泊まりゲイラン・セライ 午前
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象の旅
エッセイ象は、大勢に拍手され、見物され、あっという間に忘れられるんです。それが人生というものです。ノーベル賞作家サラマーゴが最晩年に遺した、史実に基づく愛と皮肉なユーモアに満ちた傑作。【目次】象の旅訳者あとがき
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#戦争、平和、オートフィクション 昭和者がたり 土井荘平短編選集
文学—大阪に生まれ、昭和を生きた著者が綴る、自伝的小説(オートフィクション)。「季刊文科」「文学街」「抒情文芸」など掲載作に、書き下ろしを加えた全16編。【目次】アホちゃうか小商人エエカッコしぃ「海行かば」を歌うメジロと怪鳥東京へ行く 紫陽花阪神オンリイ・イエスタデイ一路平安アカンたれ髪結いの亭主台北的続 阪神オンリイ・イエスタデイオレンジ灯列古原稿「ある青春」考守り袋と動物ビスケ
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ハヤシくん 団塊のぴあニスト
エッセイ情報誌「ぴあ」の創業者の一人である林和男の青春一代記。「ぴあ」創業の秘話はもちろん、当時のカルチャー・エンタテインメントをリアルに捉えた現代史としても貴重な資料になっている。団塊世代とスタートアップをめざす起業家に読んでもらいたい一冊。 【目次】 chapter1 映画と出会ったハヤシくん chapter2 映画監督になりたかったハヤシくん chapter3 ぴあ創刊とハヤシくん chapter4 ぴあ編集部のハヤシくん chapter5 イベントとハヤシくん chapter6
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オフショア第二号
エッセイアジアのインディー音楽やインディペンデントなアート情報を発信してきたウェブマガジン「Offshore」(2011~)が、紙の文芸雑誌となってリニューアル。年2回発行。速い情報発信ではなく、じっくりアジアを考えます。第2号収録作品は8本。見事にそれぞれが違う方角を向きました。これこそ、「アジア」ではないでしょうか。「アジア」と称されてきたこの場所に、一言で括られるほどのまとまりは、果たしてあったのか――。アジア混沌の世界へ導く号。【目次】■後藤哲也インタビュー「グローバル時代における韓国・東アジア
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アンデルセンの童話1
外国文学美しい日本語にこだわり、戦後を生きる子どもの心身共に豊かな成長を願い、童話や児童文学の翻訳に務めた言語学者・矢崎源九郎の翻訳によるアンデルセンの童話を陶芸家・結城美栄子さんの、生命ある者の心のうちが伝わってくる作品とともに。【目次】わるい王さまはだかの王さまみにくいアヒルの子りっぱなもの空とぶトランク人魚の姫