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ランナーズ・レッドブック ランナーへの222のヒント
スポーツトレーニング現場で個々のランナーに的確なアドバイスをしている指導者であっても、それを万人向けの言葉で文章にすることはきわめて難しいことです。良いランナーが良いコーチとは限りませんし、良いコーチだからといって良い文章が書けるわけでもありません。その至難の業を見事にやってのけているのがこの本です。著名ランナーにありがちな、自分の方法を押しつけるようなこともなく、ランニングを始めたばかりのビギナーからベテランまでが知っておくべき222のヒントが、わかりやすい平易な言葉で書かれています。すべてのランナー
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「アリの足音」が聴こえますか 「いのち」が聴こえる学校をめざして
エッセイ不登校児童生徒が過去最多を更新し続け、もはや子どもたちにとって学校は安心できる場所とは言い切れません。そんな現状を変えるために必要なのが、どんなに小さくともたしかにそこにある声なき声、「アリの足音」を聴くことです。公立小中学校の教頭・校長を歴任し、現在は教育支援センターで子どもたちと向き合う著者が、自身のこれまでの経験やいまの学校のシステムから、「アリの足音」がどうすれば聴こえるようになるのかを考えます。子どもたちの「いのち」を聴くために奮闘する先生たちに寄り添う教育エッセイです。【目次】はじめ
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アロハエクスプレス172号 最強ベストハワイ2025 2025年のハワイをもっと楽しくするための1冊
ガイド◆第一特集:目的別おすすめスポットショッピングセンター、グルメ、ショッピング、ホテルに分けて2024年の情報の総集編。ハワイ島の情報も入っています。◆第二特集:ウクレレの世界を知るウクレレの歴史から大きさによる違いやショップ紹介、ハーブ・オオタ・ジュニアのインタビューまで。◆第三特集:トロリーを使って行きたいところに行こうワイキキトロリー、レアレアトロリー、ハイバスの3つを徹底比較。便利な行き先別早見表も掲載。【付録カレンダー付】【目次】●最 強 ベ ストハ ワ イ2025●2024年現地カメラ
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精神の癌(てんかん)との闘い 私の半世紀
医学一般精神面の偏見を一刀両断、医者や専門家の本よりも患者目線なので誰でも詳しく分かる実話です。【目次】はじめに幼少期・初発遊子小学校・遅れてきた先生・再発宇和海中学校1・薬物療法・宇和海中学校2進学・宇和高等学校・別府大学・悲恋社会・駅伝&マラソン・免許剥奪・外科療法二度の脳梗塞・一回目・二回目社会復帰あとがき
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ぼくだってとくべつ
児童書ちょっと特別な弟が大好きな しろくま君 。毎日とてもいい子に過ごしていました。ある日、聞き上手な猫と出会い、自分の気持ちに向き合うことと、気持ちを打ち明けて世の中とつながる素敵さを学びます。◆実は、物語の主人公は障がいのある兄弟姉妹をもつ“きょうだい児”家族の一人として子どもながらに障がいや病気と向き合い、親以上に時間を過ごす関係でありながら、ケアの必要性が認知されていない存在です。複雑な状況から自分の優先順位を下げがちな優しい子ども達の、自己肯定感を育み、寄り添うストーリーです。【目次】
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こじらせ男子とお茶をする
人生論「どこへ行ってもやっていけない気がした」「人と同じことをするのがいやだった」――「こじらせている」と自覚する男性たちの、安定のレールに乗らない生存戦略とは。元ニート、ミニマリスト、芸人、ひとり出版社経営者など、主流から逸脱し、振り切った生き方をしてきた男性6人が登場。「何者かになるとは」「オタクであること」など、自意識との向き合い方や、世の中への眼差しに触れる濃厚インタビュー集。▼登場する方々島田潤一郎:ひとり出版社「夏葉社」代表。不器用な生き方を綴った『あしたから出版社』がロングセラーpha:
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フランスと貴女とファンテジーと Episode 1 〜 Episode 10
エッセイ本書は、フランスに住む日本人の “貴女” が、やさしい天の声に導かれ、1980年代〜現在の時空を行き来する短編オムニバス集です。 留学生だった若い頃の、拙く熱い恋(Episode 1)から始まる、ちょっと不思議でほろっとする物語集。 個別では出版されていないエピソードを含む、全10話を一冊にしました。 【目次】 Episode 1 「雪の日の匂い」 Episode 2 ショートショート 「彼にほめられた...」 Episode 3 ショートショート 「不思議な夢」
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絶望ハンドブック
エッセイ作家・坂口恭平が若い頃よりとらわれてきた自身の「絶望状態」との格闘をつづった、切実で赤裸々な記録。困難の果てに辿りついた「絶望」との新たな関係性にいたる道筋は、渦中にいる多くの人々に希望を示すだろう。苦悩する人へのギフトであるとともに、人間の精神や創造性への洞察をはらんだ「絶望文学」のマスターピース。「死なないためのハンドブック。それが今回の執筆の目的だ。とにかくあの絶望しているときの自分に向けて書いてみたい。正直、恥ずかしすぎて、書きたくないなという気持ちもある。でも、とりあえず自分のためなの
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核問題の「当事者性」 時間と場所を超えた問いかけ
社会問題ノーベル平和賞を受賞した日本被団協が結成される発端となった、1954年のマーシャル諸島の核実験で漁船員が被ばくした「ビキニ事件」。それ以外にも、太平洋で広範に行われた核実験があった。世界的に顧みられることのなかったこれら核実験や原発事故も含めた核の問題はなぜ「忘れられ」「不可視化」されていくのか。被害者/加害者だけではなく、放射線の影響を受けたすべての人びとの「当事者性」という視点から見つめ直し、核廃絶の可能性を探る。様々な分野の研究者に加えて、医師、学芸員、主婦といった市民の立場で活躍している
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QUIET LIFE 静かな生活/渡辺ひろし作品集
絵画/作品集本書は、著者が自身の絵画を通じて「世界」を創造する楽しさを語る作品集です。著者は、音楽が聴く人の心に響き、記憶を呼び覚ますように、絵もまた見る人に感動を与える力を持つべきだと考えています。特に影響を受けた画家、アンリ・ルソーの作品に触れた際の感動が、今もなお著者の創作に息づいています。 幼少期、自由に絵を描くことが何よりの楽しみだった著者は、その時の感覚を大切にしながら、現在もグラフィックデザイナーとして活動しています。本書に収められた作品は、仕事とは別に、自らの楽しみのために描かれたものであ