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命ささらぐ第6部 コミュニケーションとアートョンとアート
エッセイビジネスの世界で意味不明の文章にさんざん悩まされた経験を元に、社会人や学生の指導を行いながら、独自の文章技術を説いている。たとえば「人は、お金のためだけに働く訳ではない」と言いたい時に、「働くということは、ただ単に収入を得たり、労働に対する対価を得るという物理的な理由だけの目的で行うのではない」と難しく書いてはならない。主語が2つあったら文も2つに分け、その主語を最初に書くだけで飛躍的に分かりやすくなる。文章論ではロングセラーも生まれた。絵画、写真、音楽などに関しても、独自の論を展開している。【
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「再建築不可物件」完全読本
ハウジングコロナ禍による住環境の変容で、いま「再建築不可」の空き家やボロ家の利活用が注目を集めています。崩壊寸前のボロ家がまるで新築戸建てにように甦る――ビフォーアフター45軒分をカラー写真で紹介。また近年、急増する空き家問題や再建築不可物件の基礎的な情報、不動産ジャーナリストへのインタビューなど盛りだくさんな内容です。不動産投資家や不動産業界で働く方はもちろん、空き家所有者(とその相続者)、さらに住宅購入を考えているエンドユーザーに向けた 1 冊です【目次】再建築不可物件VISUAL ARCHIVEマン
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せかいのはてまでひろがるスカート
児童書【ブラチスラバ世界絵本原画展 2019 受賞作品】世界の様々な国に伝わるおとぎ話や物語をモチーフにしながら、スカートをはいた小さな女の子の旅を描く。昆虫や動物に「あなたのスカートはどこまで広がるの?」とヘリンが問いかけ、その答えを繊細で美しく幻想的な世界観で表現していきます。「世界のすべての子どもたちが、平等に、自信をもって、自分のスカートを思いきり開けるように、夢を見られるように」という著者の願いが詰まった美しい絵本。新しい韓国文学にも通じる内容で、子供だけでなく大人も楽しめる一冊。
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ある晴れた夏の朝
文学アメリカの8人の高校生が、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非をディベートする。肯定派、否定派、それぞれのメンバーは、日系アメリカ人のメイ(主人公)をはじめ、アイルランド系、中国系、ユダヤ系、アフリカ系と、そのルーツはさまざまだ。はたして、どのような議論がくりひろげられるのか。そして、勝敗の行方は?
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かげろうのむこうで 翔の四季 夏
文学小学生の翔は、ふとしたことから高宮さんと、その飼い犬トラウムと出会い、週に2回の散歩を頼まれるようになる。おばけの見える友達、仲がいい父と母、同じマンションに住む芸能人とのやりとりのなかで少年は、見えること、見えないことに思いをめぐらせる。
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どうぶつ英語フレーズ大集合!
文学動物が出てくる英語の慣用句(イディオム)やことわざを集めた本です。身近につかわれていることばを取り上げ、その語源や由来、いつごろからつかわれているかなどを解説。例文も掲載しています。英語の世界での、それぞれの動物のイメージや人との関係性、日本語とのちがいなどを、宇田川新聞さんのゆかいな木版画とともにお楽しみください!(毎日中学生新聞で2005~2006年に連載されていた「英語の森の動物図鑑」を再構成したものです。書籍化にあたり、加筆修正しました。)
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ぼくのまつり縫い 手芸男子とカワイイ後輩
文学フツーじゃないって、いいたくないだれかの「好き」も大事にしたい被服部に入部し、2年生になった針宮優人。やってきた新入部員は、とってもクールで協調性ゼロ!?そしてなぜか、優人に「ガッカリ」といいはなつ。後輩にふりまわされっぱなしの優人たちは、演劇部から依頼された公演用の衣装を完成させることができるのか?「受けいれる」ことのむずかしさと大切さを描く手芸男子シリーズ第2弾!
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イタリア世界遺産の旅
ガイドイタリアが抱える世界遺産の数は世界一。ある年の夏、北から南へ、イタリアにある世界遺産すべてをまわる旅に出た。文化遺産、自然遺産、無形文化遺産、記憶遺産のすべてを書き尽くしたイタリア世界遺産の決定版!レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院(文化遺産)/ヴェネツィアとその潟(文化遺産)/アマルフィ海岸(文化遺産)……文化遺産50個、自然遺産5個、無形文化遺産12個、記憶遺産8個の全75個の世界遺産を掲載!【目次】はじめにMAP+インデッ
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キリンが小説を読んだら
文学読売新聞の読書面「本よみうり堂」で紹介された約30年分の名著60冊を1冊で網羅。あなたは何冊読んだことがありますか?小説を読むと語りたくなる。その連鎖こそがまさに文学なんじゃないか。(阿部公彦)読書は出会い。文芸はものを考える具体的な現場、今後ますます必要だ。(蜂飼耳)日本語で書かれた現代文学という枠の中で、読者と共有したかった。(辛島デイヴィッド)【目次】はじめに目次chapter1 文学と心chapter2 文学と言葉chapter3 文学と社会chapter4 文学と生命あとがき