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中医臨床[電子復刻版]通巻90号
東洋医学【特集/茯苓と茯苓剤】■李世珍・李伝岐先生を迎えて/中医針灸界の大イベント■李世珍先生の針/得気とは何か■江南の旅・名医を訪ねて/許済群老中医の喘息治療■弁証論治トレーニング/ネフローゼ症候群
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「あいだ」の思想 セパレーションからリレーションへ
哲学/思想新型コロナが私たちに意識させた人との距離、そして境界線。他者とのあいだ、国と国のあいだ、生と死のあいだ…広がる連想と対話を通じて、危機の時代を生きぬくための立地点をさぐる。「弱さ」「雑」と重ねた対話集の完結編。【目次】はじめに 辻信一第一章 さまざまな「あいだ」第二章 「あいだ」を広げる二つの視点(田中優子・山崎亮)第三章 「あいだ」は愛だ第四章 「あいだ」で読み解くコロナの時代第五章 「弱さ」×「雑」×「あいだ」おわりに 高橋源一郎
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伊丹万作とその系譜 異才たちの日本映画史
映画『赤西蠣太』『無法松の一生』『国士無双』などの名作を産み出した映画作家・伊丹万作を軸に志賀直哉、小津安二郞、黒澤明、橋本忍、竹内浩三、野上照代、山田洋次ら、伊丹の周辺をめぐる人間模様を描きだす、異色の日本映画史。【目次】第一章 竹内浩三「骨のうたう」――戦死二三歳第二章 西の竹内、東の野上照代第三章 竹内はなぜ伊丹万作の門を叩いたか第四章 伊丹から橋本忍へ第五章 黒澤明と映画人の戦争責任第六章 志賀直哉『赤西蠣太』の映画化第七章 志賀から小津安二郞へ第八章 山田洋次と伊丹『無法松の一生』、そして
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改訂新版 カウンセリングで何ができるか
カウンセリングカウンセリングの第一人者が、その起源から理論・潮流、クライエントとの会話の実際も再現し、カウンセリングの可能性を語り尽くす。公認心理師の国家資格創設を受けてロングセラーを大幅改訂。【目次】第1章 カウンセリングのそもそも第2章 カウンセリングの役割第3章 カウンセリングの基本第4章 カウンセリングで何ができるか第5章 被害者と加害者
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がん手術を成功にみちびくプレハビリテーション 専門医が語る がんとわかってから始められる7つのこと
医学一般手術でがんの治療を目指す患者さん必読!入院・手術前に家庭でも取り入れられる運動・栄養サポート・メンタルケアなどについて、手術数1,000例をこえるがん専門医がやさしく解説。【目次】第1章 がん手術を成功にみちびく準備(プレハビリテーション)第2章 プレハビリテーションの基本メニュー第3章 がん手術前にすべきその他のこと第4章 プレハビリテーション成功例コラム:手術をうける病院はどうやって選ぶべきか?コラム:術前治療の患者さんの場合コラム:がんの手術を控えた患者さんの家族へ
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希望の未来への招待状 持続可能で公正な経済へ
社会問題危機的状況にある地球環境を守るには、経済成長を追い続けた人間の活動を根本的に見直すしかない。生命の源である自然を守り、富の偏在と経済格差を縮小する持続可能な世界へと誘う、コロナ後のドイツで16万部を超えたベストセラー。斎藤幸平(経済思想家)氏 推薦! なぜ脱成長が必要なのか。マルクス・ガブリエルの同僚が打ち出すポスト資本主義の未来を刮目せよ。【目次】第1章 招待状第2章 新たな現実第3章 自然と生命第4章 人間とふるまい第5章 成長と発展第6章 技術の進歩第7章 消費第8章 国家・市場・公共財第
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9条の挑戦 非軍事中立戦略のリアリズム
憲法「9条改憲」の対案はこれだ!軍事に頼らず守ることは“お花畑”なのか。世界6位の海岸線をもつ地理的条件、少子高齢化、人口減少、グローバルな経済活動、膨らむ赤字国債……。日本社会の現実を直視し、日米安保や自衛隊によらない防衛戦略への転換を探求する。【目次】第1章 憲法9条の防衛戦略(伊藤 真)第2章 憲法学は何を主張してきたか(神原 元)第3章 日米同盟と「専守防衛」のひずみ(布施 祐仁)第4章 等身大の安全保障論(伊藤 真・神原 元・布施祐仁)
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ケア宣言 相互依存の政治へ
社会問題コロナ禍は、ケア実践やケア労働の重要性と、それを疎かにしてきた社会のあり方をあらわにした。ケアの概念を手がかりに、家族、コミュニティ、国家、経済、そして世界と地球環境の危機を解明し、ケアを中心に据えた対案を構想する。【目次】序章 ケアを顧みないことの支配第1章 ケアに満ちた政治第2章 ケアに満ちた親族関係第3章 ケアに満ちたコミュニティ第4章 ケアに満ちた国家第5章 ケアに満ちた経済第6章 世界へのケア解説(岡野八代、冨岡 薫、武田宏子)
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刑務所しか居場所がない人たち 学校では教えてくれない、障害と犯罪の話
福祉刑務所は、世間から排除され続けた障害者が最後に行きつく「福祉施設」だった!?自身の服役経験から現実を知り、触法障害者や出所者の支援に奔走する著者が、福祉と司法のすきまに落ちる人々の実態を鋭く、優しく説き起こす。【目次】序章 僕は刑務所を誤解していた第1章 シャバに出るのが怖い!第2章 司法は僕らを守ってくれないの?第3章 とても優しくて、少し鈍感な福祉の世界第4章 「不審者は無視」じゃ安心な社会は築けない第5章 彼らを排除しなければ自分も排除されない