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大地からの中国史 史料に語らせよう
歴史一般主食であるコメ・コムギの栽培から、コムギの加工食品である「餅(へい)」「麺」、農具の発展、お茶・野菜の栽培、養蚕のための桑の栽培、肥料まで、中国における農業の歴史を史料から掘り起こす。近代以前の農業は有機栽培であり、自然に存在する材料を使って作物を育て、人間や家畜の食糧・飼料とし、さらにその排泄物を作物に施して肥料にする。この自然と人間の循環関係を続ける営みは、いま注目されているSDGsの課題に正面から応えるもので、農業史研究はきわめて現代的な課題を追究する分野でもある。【目次】まえがき序章 中
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挑戦し続ける学校SOLAN 自立・自律した学習者のための教育をつくる
学校教育2021 年、瀬戸市に開校した株式会社立の小学校が、「グローバルシチズンシップの育成」を掲げ、独自のカリキュラムによる先進的な教育を進めていると、内外で話題になっている。子どもたちに「自立・自律した学習者」であることを求め、ユニークな「個人探究」を軸とした教育活動を展開。校舎にも特徴は多く、見学者は後を絶たない。そのSOLANの先生たちがはじめてその教育方法の秘訣を詳らかに語る。一線の研究者による同校の現時点における評価も、これからの教育・学校の在り方を考える上で多くの示唆を与えてくれる。【目次
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月刊 ココア共和国 2025年2月号
詩/短歌/俳句毎月、読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいきます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。今月のゲストは、秋吉久美子、いがらしみきお、望月遊馬、樋口塁、ウロタンケツ・ケタ、腹巻さしみ、森崎葵、柊、菅沼きゅうり、トウソクジン、伊藤テルの11名。投稿詩傑作集として49名、佳作集には73名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる
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10年前に諦めた初恋の人と政略結婚することになりました ルーニカノベルス
ライトノベル正統な王女であるのに異母兄に王位を奪われ、悪名高い老公爵に嫁がされたティファニー。それでも領地を立て直すべく奮闘した結果、公爵が病死した後も領民はティファニーを慕い続け、彼女も彼らを家族のように大事に思っていた。だが結婚から10年経ったある日、公爵家の嫡男アロイスがやってくる。親戚である彼はティファニーにとって兄のような人。そして、10年前に諦めた初恋の人。動揺を隠しつつ、再会を喜び歓迎するティファニーだったが……。苦悩を滲ませるアロイスから、領地を離れて自分と結婚するよう伝えられ……!?【目次
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白寿記念掌編集
文学涙や笑いを誘う素朴な掌編【目次】真冬の鯉/身体検査/蟹のいる街/初詣で/えんこ松/えーやーおじさん/二宮金次郎の銅像/リー爺さん/ニュートンの肖像画/三本の脚/成金パトロン/象と飼育係/闇の中の二人/白い鳩/橋の下の仔犬たち/井戸水/仏さまになる
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人と人のあいだを生きる 最終講義エイブル・アート・ムーブメント
政治ケアとアートをむすぶ先駆者として半世紀―障害のある人の表現に“可能性”を見出し、周縁から「生の尊厳ある社会」を導いた、思想家・運動家によるラストメッセージ。人と人のあいだを生きる――生をより深く、美しく変えるエイブル・アート・ムーブメント。「みなさん、こんにちは。いま紹介がありました、播磨と申します。今日はわずかな時間ではありますが、我々が取り組んでいる『エイブル・アート・ムーブメント』について、また、ケアについてお話をしたいと思います――」(本文より)障害のある人の生きる場「たんぽぽの家」づく
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ハローハロー
文学吃音に悩む中学生・加瀬真中は、いじめが原因で不登校となったまま、中学三年生になった。そんな真中のもとに、車椅子に乗ったクラスメイト・明石京子が訪れる。ピエロのように作り笑顔を浮かべて不都合なことをやり過ごしてきた真中と、自身のことを歩けないカカシだと皮肉る京子。互いを見下し合う関係でいることで、心穏やかな学校生活を送らないかと京子に提案され、奇妙な関係を築いていく二人だが……。〈絶賛の声、続々!〉・いろんな事情から、苦しんでいる中学生、高校生は多いと思います。そんな彼らがこの本を通じてひとりぼっ
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イズミ
児童書沙羅は自分の誕生と引きかえに母親を失った。男手ひとつで育てられた彼女は作家を目指すようになり、新人賞を獲得、最初の作品はヒットするが、その後低迷が続き、あらたな作家としての可能性を探るため渡米する。リタイアメントホームのアルバイトでダニエルという老人と仲良くなった矢先、沙羅は、父親が危篤になった知らせを受け帰国する。